何度かに分けて、中野地下の特集でもと思ったのですが、想像以上に手間が掛かるので、ずーっと延ばし延ばしになってきたわけですが、蛇年なもので結構しつこく脳内では大盛況のひとつとなった記事として妄想がやまなかったので、どうしても書いておこうってことになりました。
参ります。
中野地下ってなんだ?
かつて、うずらフォトが拠点にしていたホームグラウンド。
ブロック打ちっぱなしの素朴なつくりで地下、外光を一切遮断したことからライティング必須の仕様。
※実際のところ至極当然なのですが撮影会ではこの手の環境はすごく珍しかった[br-xxl]
2021.1.18 追記
いまでこそ、屋外開催も多いうずらフォトですが、キックオフから約半年後にスタジオを得てから2年ほどは、この地下スタジオでのライティングを駆使した背景紙展開を中心に稼働。[br-xxl]
2021.1.18 追記
申し訳無さそうな程度に公園での開催もありましたが、それもm-Gra写真教室さんとのコラボによるものなど、基本は徹底して地下より抜け出さないスタイル。[br-xxl]
これは今でこそ言えば、スタジオが楽しかったと言えばカッコ良かったわけですが、実際のところ屋外に飛び出して気合の入った写真を撮れるほどにライティング機材と、その技術&追求&習熟が完了してなかったような気もします。[br-xxl]
本当にずっと地下、背景紙、そんな数年間でした。[br-xxl]
でも撮影会というものはいろんな撮影スタイルがカメラマンさんごとにあって、それぞれに良いところがあるわけです。
僕がシンプルなスタジオ好きと同じくらいに、代々木公園での撮影が大好きといった方もいるでしょう。遠征が大好きだって方もいるでしょう。
少しずつ、うずらフォトも地上に出て参ります。基本夜ですが(笑)
あくまでもライティングが主軸。[br-xxl]
2021.1.18 追記
スタジオ×モノブロックストロボを主体にした撮影会は珍しかったと思います。
当時も、今でもそうかも知れません。
写真教室ではなく撮影会。[br-xxl]
撮影会は主催の、ライティング・演出論を楽しむものだと思っています。
その上でカメラマンの個性がクロスして、新しい価値観が生まれる場所。
素敵だと思いませんか?[br-xxl]
毎開催ごとに本当にいろいろなことをしました。ネタから王道まで、数々の引き出しがカメラマンさんの数だけ集まり、相当な数のテクニックが凝縮しました。
僕としても商用撮影を通じて得たテクニックを撮影会にフィードバックし、そしてまたその内容をカメラマンさんたちがさらに昇華させる。
組んでは壊し、作っては壊し、この連続で現在に至ります。[br-xxl]
2021.1.18 追記
その中で生まれたテクニックや段取り、考え方などは今でも相当に精神の支えとなっています。だからこそ、この中野地下という空間にシンパシーを感じる人も少なくありません。
それぞれの修行場であり、成果を得た場でした。
完全マスターしたなんて思っているわけではありません、が、うずらフォトは拠点を移します。今度はまた別の内容を覚えさせてくれるに違いないと楽しみにしています。[br-xxl]
2021.1.18 追記
2021.1.18 追記
本当に数多い先生たちに写真教室やワークショップをお願いしてましたが、目指すゴールは共通でした。そこに向かうまでの道のりに違いはあっても、目的地は同じ。[br-xxl]
熱意、情熱。
普通に生きていたら、これまでに感情を滲ませて取り組むものがあったのかな、なんて思います。写真は結果自分であり、そして人であり、相手でもある。
そんなことを考えて、昔を懐かしむ記事をリライトしてみました。[br-xxl]
さらにこの記事を数年後に見返して、成長の証を確認できることを期待したいと思います。
おしまい。