夜間撮影の醍醐味を再認識!と題して開催のこちらの企画。
http://photo.uzra.jp/event/2018/07/25_street_nakano_kurumi.php
夜間撮影は夜間撮影なのですが、原点回帰!といっても、うずらフォトも少しではありますが歴史ができはじめ、その当時のことを知る方々も少なくなってまいりましたので、厚かましいながらも語る必要が出てきたと思い、記事にさせていただきます。
夜間撮影、それは暗いわけです。
暗い ・・・ 明るくしなくちゃ難しい!
と思いますか?
うずらフォトは違います。
暗い ・・・ 上手に影を取り入れないと難しい!
なわけです。暗いことそのものは問題とはしません。(注)論理的な解法が存在するため
夜間をいたずらに照らし、明るくするのも一つです。
しかし夜間の夜間たる所以、それは影があるからです。
ライティングは影を扱うこともテクニックのひとつ。
うずらフォトはスタジオ屋が運営している撮影会ではないのか。
スタジオ屋といえばライティング。
ライティングは真っ白な背景での撮影が何よりの楽しみ。
かつて、うずらフォトは高まる屋外撮影の需要に対して、夜間撮影というスタイルで応えました。
理由、ライティング状況を見極めるには夜間がもっとも容易かったから。
スタジオも真っ暗でした。
光を見るため、つくるため。
夜間もそのスタジオ環境と同じく、いやむしろ屋外のほうが明るい状況でした。(スタジオは窓がなく真っ暗にできたため、真っ暗でしたw)
屋外で光を手繰り、撮る。
別にISO感度をべらぼうにあげる必要もありません。
スタジオ内でやっていた脇撮りと同じ状況なのです。
撮れるか、撮れないをわけるのは、光の状況を見切れるかどうか。
その状況はとても手応えがあり、実力がついていく感覚がとても心地よく、うずらフォトで人気の企画に成長します。
その影響も多少あり、各撮影会さんも「夜は売れる!」と思ったに違いありません。次第に夜間での撮影枠が増えていったのです。(モデルさんたち、仕事時間が長引いてごめんなさい汗)
と長話にお付き合いありがとうございます。
そんなわけで、最近を顧みるに。ライティングという名の照度補助。これが少し行き過ぎてはいまいか、と思ったわけです。
しかしながら、ただ単に暗い 眠い写真を推奨しているわけではありません。
やはり白ホリ企画などで、ビューティーとはなにか、を淡々と研究する種の開催を重ね、そして繰り出されるローキーの美学です。
Adobe会(レタッチ研究会)に参加し、必要なフォローを知り、それを撮り方にフィードバックしている方が撮るローキーの美学です。
暗いところで撮れば、またまた白いホリゾントで撮れば無敵になれるわけではありません。撮影場所なんてものは関係なく、良い写真かどうか、であります。
構成力、構図、アングルなど、カメラマンの思いをこめたストリート展開。
舞台に個性がないからこそ、汎用性の高い背景となるのです。写真を邪魔しない、あくまでも脇役としての撮影場所。
撮影会的には、はやりのロケ地展開のほうがキャッチーでわかりやすく、多くのカメラマンさんたちに周知でき、商売チャンスも増えるのではありますが、ちょっとその辺のセンスが微妙な主催が運営しているため、、(以下略
ともかく、平凡なロケ地。地名なんかで写欲がわかない、くらいの平凡なところであっても、良いものが撮れるわけです。
かなり物好きな人向けの企画ではありますが、撮った写真が走れば道は開ける!の精神で開催します。
ということで、そんな意気込みでの開催です。
ライティング支援はもちろんあります。中野で楽しみましょうッ
http://photo.uzra.jp/event/2018/07/25_street_nakano_kurumi.php
平成最後の夏、というステータスを楽しむのではなく
思い出深い出来事を生み出して、平成最後の夏を思い出すブックマークにしませんか?
おしまい。。