明日の開催を前に、演者の良さを殺さない作法について考えてみた

明日の開催を前に、演者の良さを殺さない作法について考えてみた

明日の好き勝手やろうじゃないですか開催に向けて、演技について考えてみた。

って、こんなことを書くと「何かあったのか?」と思われがちですが、全く関係ありません。ほぼ24時間、365日、毎日毎日写真のことをあれやこれや考えています。

 

 

 

演技について、ポージングについて。

 

 

演技、ってなると「???」となりそうなもんですが要は被写体の動きのこと。

撮るにあたって、どういうポーズや仕草、シーンなのかリクエストして撮影いただけます。

 

撮影会の主催をやっている都合、どうやって撮るか、ということの多くのパターンを知る約得な立場にあります。

 

 

難しいのが頼み方。

 

親しき仲にも礼儀ありというか、初対面の場合なら相応の頼み方、慣れ親しんだ関係ならではの頼み方。ここはもう撮影云々以前に対人スキルの範疇。

ここで損をしちゃう場合があります。

 

 

やはりカメラマンは最後まで相手を気遣う存在なのであります。(断言)

誤解ないように大前提の確認でもありますが、うずらフォトにお越しいただく場合、「お客様」というスタンスには絶対的であり間違いではありません。

こちらは間違いないこと、大事なことではあるのですが、伝え方。

対人スキル的な問題です。

 

 

冷たく言い放つ、なんてのはやっぱり良くありません。

 

 

僕も飲食店やタクシーを利用した際、どうしても接客業的相手の立場を慮ってしまいます。ただそれと、客として言うべきことは言います。伝え方、難しいけど超大事。

同じ1アクションであっても、リターンの量が変わります。

 

 

 

話、戻ります。

 

で、ポーズリクエストの話ですね。

ここから写真の話に回帰。

 

 

このリクエストが難しいわけです。

演技をリクエストしたいわけであって、何も演技の自由度を制限したいわけじゃない。

ただ、頼み方次第では、そのモデルの魅力・勢いを殺してしまうことがある。

良い写真を撮りたいというカメラマン側の願いと、演技指導・監督としての審美眼が合致しないときの悲しさとでも言いましょうか。

 

 

食べ方、歩き方、喋り方、仕草には人となりが出るものです。ですし、その人の魅力を構成する要素でもあります。

立ち方、座り方、その癖、身体的構造から来る個性もあるでしょうし・・

 

UNIQUE。

 

その人の個性を活かした上での演技指導。これが大事な気がします。

手の角度、指のひとつひとつからリクエストを入れる、、、のはもちろんOKなのです。が、気をつけないとUNIQUEを殺してしまう場合がある。

ってなことを思った次第です。

 

山田洋次監督のエピソードにはこういった演技に関する面白い話の数々があります。

脳内に描きたいシーンのイメージがあり、その演技に至るまでのバックボーンがあり、考証があり。リアリティを補強する説得力がある。

 

 

 

 

「ポーズひとつで大変だな」ってなりますよね。

ただ、スチル写真の場合、このポーズひとつが超大事で(静止画なんだから演技はこのポーズひとつでしかない!)、この良し悪しが写真の仕上がりをわけると言っても良いくらいに僕なんかは思っています。

 

長年カメラマンを続けると、そりゃ難しい環境であっても適切で効果的な明るさ、露出を組み立て、撮影することができるようになります。

ただ、その撮影技師的なスキルと、演者の演技に関する審美眼、監督的視力、スキルとはまた別なんだと思います。

 

もちろん、その技術力を鍛え上げるために相当数の現場に立った経験が、自ずとカメラマンに監督的スキルを養わせることもあると思います。

それに映像の話とは違い、スチルの場合、撮影者がその現場の支配者だって感覚もよくわかります。

※だとしたらより一層監督スキルや審美眼、観察眼が重要ってことになります

 

 

 

 

 

何よりもやはり観察眼を養い、その眼前の女性の特性を見抜き、長所を活かしたものを再現できるかどうかに掛かっている気がする。

事前に準備した台本や撮影コースなどはそれに応じてフレキシブルに変化させるべきであって、何も事前準備の脚本を履行することが目的ではない・・そう自戒を込めて毎度撮影会現場に立ちます。

 

拙い考えではありますが、半熟状態ながら考えてみました。何かしらのご参考になりましたら幸いです。

 

 

 

ですが明日の開催は、好きなことを好きなだけやろうと決めています。平日開催は元来それが目的ではじめたことです。そこで良い写真が出るからこそ、無理してでも参加したくなる、平日という動員に難しいタイミングであっても参加したくなる。

 

その原点に立ち返り、開催します。

 

 

 

良くも悪くも、うずらフォトの場合 集客宣伝活動というのは、やはり写真なんだと思います。

ホステスよろしく色仕掛けで集客を狙えるわけでもなく。

 

 

写真が人を呼び、また写真を育てる。

 

 

 

写真を撮る撮影会、うずらフォト。みなさまのご支援あって今日を生きています。

明日、ぜひご参加のほどよろしくお願いいたします。

 

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