今日は普通の一軒家での撮影です。
この普通という部分は、興行的な宣伝文句としては弱い。しかし、やり甲斐を見い出したから実施する。という相反する悩ましいものがあります。
ただ、うずら通の方なら「勝機」に気づいてもらえるかな、と思いGOしました。
とは言え、やはり参戦してもらえてこそ「成功」です。
まずそのためにギミック的なウリとして、、
・通常の90分枠から30分拡大させて120分
・加えて、定員を通常より1枠減らし3枠
これにより、打席数が増えます。
次に、ここが難しいところなのですが参加条件を設けました。
・星野くるみCD購入者限定
主催として門戸を狭めるというのは非常に辛いところなのですが、
狙いとしては、お馴染みな方々で現場の温度がある程度担保できることでの恩恵を狙いました。
ここは大変むずかしいところではありますが。今回はそうさせてください。
仕掛け的な部分は上記の通り。
そして以下は、撮影側のチャレンジ案。
・平凡な場所だから、どう変化させるか考える必要がある
=自分の欲しいものを明確に意識できる
ここです、意図として打ち出したいのは。
雰囲気のあるスタジオなら、無為無策、惰性で撮ってもそれなりの写真になります。(それがスタジオの強みでもあります)
しかし、もっと強欲な僕としては
よりターゲットである星野くるみの、その表現としての奥まで迫りたい。
自分が撮るからこそ出会えたカットに興味がある。
他の人が撮れない星野くるみを撮りたい。
ここいら辺に今回の企画の勝利条件を設定しました。単にピント合わせとか、手ブレする・しないといった撮影技師的な上手下手を競うのではなく、さらにその先の、本当の意味での写真屋、写真家としてのテーマというか、ターゲットをいかにより良く写しとることができるか的な、そういう時間を過ごすことを主題にしました。
だからこそ会場が平凡=無味無臭であることが重要だと思います。
仕掛けることがなければ、ただ単に平凡さが写るだけの場所。
仕掛けたら仕掛けた分だけ写真にのっかる仕組み。
そこに燃える方に参加いただきたいと思いました。そもそも補足しないといけない時点で、イベントページとしてダメなんだと思うのですが、撮影会の個性ということでご容赦ください。
ということで以上、今日の撮影会のその裏側でした。
おしまい。