出不精がカメラを構えるとアクティブになる話

昔からとことん出不精な性格だったのですが、趣味が掛け合わさるとトタンに真逆、行動的になるお調子者となります。

ライブが好きなら野宿しながら全国ツアーについて回ったり、応援するならハワイ遠征に参加したり。実例をあげたらいろいろ赤面しちゃうようなことが出てきます。

カメラをはじめてからも、それは変わらずでありまして、超インドア趣味であったものが次第に写真の出来栄えを求めて外に出るようになりました。スタジオ撮影こそ我が天命!なんて思ってもいたのですが、やはり固執だめだと思うし、また屋外を知ってこそ屋内をより深く感じられるハズと、食わず嫌いはかっこ悪いと一念発起したことを思い出します。この辺の話は長くなるので今回は割愛しまして、、



最近、低山ハイクが趣味になってきました。
登山そのもの単体としても楽しいわけですが、やはり趣味と実益ということで、あくまでも「写真」という軸足上でハマってます。性格に言うなら「ポートレート写真」です。

アウトドアで撮る、ってなかなか大変でありまして、そもそもの体力的都合、踏破する技術・装備など、これまでにない知識や経験が要求されるようになります。はじめたばかりって、新しい出来事や体験獲得など夢中になる要素がいっぱい。

低山ハイクといっても、奥深い登山的要素の片鱗をチラチラ垣間見ることが出来ます。ロマンもあります。
そんな刺激もあって今夏から突き進んで来ました。

お陰様で屋外行動でのノウハウは、以前のものとは比較にならないまでに得られるものが多く、また体力面でも相当にパワーアップできました。この体力面での強化は非常に重要なものだと実感してます。

まず撮影は体力勝負でもあるということ。

カメラを支える体技、写真構図をつくる脳みそ仕事。体力あってこそ、です。

低山ハイクで得られた体力は、従来の屋外ストリート撮影の可能性も引き上げてくれました。行動、アクションの幅が大きく広がりました。また新しいアングルの発想も得られました。

モデル 星野くるみ、彼女もこの低山ハイクブームを共にしていることで、撮られる側としての経験・技をさらに研鑽できたことは言うまでもありません。

遠くまで行って、撮る。

とても億劫になる気持ちもわかります。かつては、都内移動の大半はタクシーだったし、撮影会に参加していた時代なんかの思い出として「撮りたいんだけど遠いなぁ」とか「あ、近場なんだったら撮りに行こう」って気持ちがあったのも事実です。この気持ちってはやはり写真にものっかるし、現在その当時の写真を見ると、なんて了見の狭い写真を切り取っていただのだろうと赤面です。猛省です(笑)

低山ハイクを経て、体力がつき、思考が明確になったと思います。結果写真にも影響がでるし、体の柔軟性や粘りを得て、撮影においての1ターンの中での充実度から変化を得られたと思います。新しいアングルを得るために動く、動く、動く。いくらでも動けるし身体が軽い。最高です。

まだまだ写真は進化できる。新しい扉をあけたような新鮮な気持ちで、マンネリやワンパターンに陥ることなく推進できています。文化系でずっとやってきたのですが、やはり体力はすべての根源。気分から変わりますね。まだまだ半端な状態の自分が言うのは非常に恐縮なのですが、元来のおせっかい癖のため、こうして記事にさせていただきます。



興味が出たぞ、という方。
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おしまい(ヽ´ω`)


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