当記事のタイトルは、写真の話について です。
自分の写真はとっても可愛いもので、それを否定されると人格まで否定されたような気持ちになるものです。
僕たち主催者はもちろん、写真教室の先生においても本気で本音を伝えるのは、一番の高等テクニックではないでしょうか。損な役回りで、何しろリターンがまったくありません。
それでも「どうしても上達したい、いい写真を撮りたいから本音を聞かせて」なんてことがあるわけです。
もっと高名な先生や、著名なクリエイターさんも多々いらっしゃるわけですから、できればそちらの方々にお伺いしてもらえたら、、なんてわりと本気で言うわけですが、どうしてもどうしても、と請われ、酔わされ(笑)
根負けしてお伝えした書籍がありましたので、こちらでいくつかシェアさせてください。
方法論のひとつをご提案しただけ、これがマストじゃありませんのでご了承くださいm(_ _)m
[amazonjs asin="4862462138" locale="JP" title="Filmmaker's Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方-"]
技術論に終止しがちですが、印象や心理から構成されるルールとその覆し方などを解説。とは言え、観念的でもなくちゃんと技術論も入っています。基本的にそのアングル、距離、画角がどのような意味を成すのか、そう思われやすいのか、実際の映画のシーンをもとにバシッと書いています。
スチールにも通じる箇所が案外多く、また映画を愉しむにあたっても知っていて損はないようなことも多々。好きな一冊です。
次、
[amazonjs asin="4862462464" locale="JP" title="クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣 ストーリーを語る人のための必須常識:明暗、構図、リズム、フレーミング"]
リズムという言葉が響いて手にした一冊です。写真展など複数写真を連ねたり、写真集しかり、読み手へ与えるものは写真集の構成やテンポも超大事!って思うようになれる本でした。書店で近くにおいてあったので、チラ見した際に明暗とリズムの項でビビっときたのでお気に入りに。
また動画メインの書籍においても静止画に関する項目もあるので必見です(*´ω`*)
そして最後。
[amazonjs asin="4845911655" locale="JP" title="マスターショット100 低予算映画を大作に変える撮影術"]
これは僕に関してとっても大きな要素なのですが、低予算。これが重要なのです(笑)お金は大事ですからね(ヽ´ω`)
超絶リッチな方々に、以下に低予算で近づけるか、この涙ぐましい努力こそが傑作を生みだし得る!?というロマンで生きています(涙)
撮影現場で求められる「即断力」をもとに、伴走して撮ったり、会話の撮り方(インタビュー現場で大活躍中のスキルですw)、登場シーンや退場シーンの作り方(作品集にフタをするなどに超便利)、こまかなtipsがわかりやすく取り上げられていて釘付け必至。
撮る技術だけでなく理論もやっぱり大事だな、って思わせられること間違い無しです。
ライバルに内緒でこっそりチェックしちゃうことをお薦めします(笑)
今週末はいよいよ合同大撮。
大勢のモデル、カメラマンたちが競演する熾烈な現場。一歩リードするために、囲み撮りでもできることは多々あります。なんせ映画の大半のシーンは目線ナシでございます。
大きめな書店にお立ち寄りの際に、ぜひぜひ手にしてみてください。いつも手にされている写真関係の雑誌とは違った新発見があるかも(^q^)
写真ゼロ記事ですみません。
今回はこちらにて、おしまい。