中野と新宿、うずらフォトを育んだ街。どちらが欠けても成立しない風景。この街でいろんな”俺様”を見てきたし、あるひとつの”俺流”でご飯を食べてくこともできた。そんな街を舞台にストリート撮影。勇者たちの挽歌は今日も高らかに。
昭和残照、中野のルール
今回は昭和新道商店街をメーンに展開。明るいストリート撮影に、カメラマンさんたちはどこか暗いシーンを探す大会に。昭和の風合いが色濃く残るこの昭和新道商店街、美味しいご飯屋さんも多くスナックから夜カフェまでさまざまなお店が詰まっている宝箱です。撮影がてら変化していく店舗コンセプトのバラエティ豊かなことに、みなさま関心されていました。
光を掴めたら、どう撮ってもあがる
撮るということは、光を見つけること。まさにそんな感じ通りの展開。暗くはないんですよ、暗くは。表現として暗い暗いと言われますが、うずらフォトほど光を慎重に吟味する撮影会はあるでしょうか。「通えば必ず上達する」と力説いただいた常連様の一言がとても心強いです。
市街戦、とくに夜戦は街に溶け込めるかが鍵
赤ちょうちん。開催時間帯的にも、お腹がすいてきます。おいしい匂いにも負けず撮影は続きました。
濃厚かつノスタルジックな背景を舞台に中野をクリア、一行は新宿を目指します。
都庁の根っこで見る夢
舞台を新宿に移しラストスパート。定番の西新宿界隈。安定かつ変化に富んだ光の状況。夜間に撮るということだけを考えつづけてきました、こうなりましたのベスト盤みたいな?(笑)新宿撮影もいよいよ新章突入を予定しております。総決算的な感じで展開。
東京のコントロールパネル、新宿でナイトストリート。新宿中央公園周辺を練り歩きます。
「終わればビアだ!!」「メシだ!!」の大号令のもと撮影隊は最後のチカラを振り絞り新宿の闇に溶け込んでまいりました。
光を意識した撮影会、カメラマンが主動する撮影会
通算何回目の現場でしょう、もしかしたら一番多く登場したストリートシーンかもです。行き交う車のヘッドライトが存外露出をかえます。高さをとっても変化はあります。この辺の機微な状況もナイトストリートならでは。光り物を使わず街の空気を切り取る作業は本当にシビア、シビアだからこそ面白い、面白いからこその一枚。その空気感が被写体に伝播し、呼び寄せる一枚のミラクル。やめられないわけです。場当たり的な展開ではない、ムードとテンポを超絶大事にしています。あと宴会?(苦笑)
ただ夜に撮ればステキ!という訳でもない!?
撮影には向かないシーンですし、カメラもモデルも大変。なんとなくな気分でナイトストリートに参戦しても、まぐれ当たりってのはなかなか難しいです。事前準備、戦い方をもってして越えていくといった醍醐味は満載です。夜になったらカメラをもって夜間徘徊に旅立つ主催が展開する変態企画です。ご注意ください。
うずらフォトのは少人数撮影会であり、コンセプトが強い撮影会のため主催の思想が差別化に大きく関与してきます。夜間撮影を少人数撮影会で展開してきたことで、撮影会シーンのメインストリームに取り沙汰されるまでになりました。とっても嬉しいことです、うずらフォトのナイトストリートで撮った一枚一枚がより際立つわけですから。
放置された自転車もステキな贈り物。セオリー以外も愛せるカメラマンがハッピーになれちゃう幻の撮影会、みなさまの参戦をお待ちしております♡