故郷遠征を目前に思うこと うずらフォト、2015年以前のストリート撮影
背景紙を店から持ち帰るカメラマンも多くはなかろう!w

2015年以前のうずらフォトは、撮影会企画の9割といっても良いほどの割合でスタジオ開催、それもハウススタジオなどではなく、すべて白背景紙での撮影でした。

鈴木える、双璧をなすエースモデル

 

ライティングの妙、それだけを追求する開催・空気が充満しておりました。僕自身もその流れで数多くのことを勉強できました。

 

暗所撮影こそ華、そんな中野地下感
暗所撮影こそ華、そんな中野地下感

 

ここで得たものを持ってして飛び出す屋外開催、それが夜間撮影でした。

 

なぜか。

 

それはライティングを軸にした撮影会だったから。

日中のストリートよりも、夜間ストリートのほうがライティングを読みやすく簡単であったから。

 

 

スタジオでは当時ストロボなんて撮影会で使用しているところなんてほぼゼロだった状態でも、基本ストロボライティングをベースに展開します。

スタジオモジョ時代は蛍光灯を中心に。

 

こうして見ると、僕自身のスキルアップにともなって撮影会も進化してきたのかもしれません。

商用撮影で得たノウハウやtipsを撮影会にフィードバックし、撮影会のみでは決して得られないテクニックを自然と身につけられる、そんな撮影会になっていきました。

背景紙を店から持ち帰るカメラマンも多くはなかろう!w
背景紙を店から持ち帰るカメラマンも多くはなかろう!w

 

 

 

だからナイトストリートは楽しくて仕方ありません。

街のあちらこちらに光があるのです。

もちろん人物撮影を想定してのライティングではありません、街の安全灯、街灯です。

街の灯りは人の営み

 

中野の地下スタジオで鍛えた光を扱うお作法で、これらを撮影に利用してグッとくる写真を撮れないものか。

これが、ナイトストリートの原点です。

 

原点回帰ではなく、原点を凌駕する2016年下半期
原点回帰ではなく、原点を凌駕する2016年下半期

 

 

 

スタジオではいち早くストロボを重用しながらも、夜間では一切使わないという、二律背反的な企画。しかし結果として、スタジオで得られたこのノウハウやお作法がナイトストリートの難易度をグッと下げたのも事実です。

この一事に、僕を含め常連さんたちはメキメキと好奇心を武器に数多くのチャレンジに向かいます。

 

 

写真は光、光ってちょー重要!

 

そして現在に至るわけですが、今日デビューを果たした方はそんな昔のことは知る由もなく。

ついつい当事者としては、自分の知っていることはみなさんも知っている当然のことと思いがち。

ただ人によっては、少しでもお役立ちとなるような情報があるかも、と想って定期的に白ホリ開催は欠かさず行っています。

僕自身、やっぱりスタジオっていったら白ホリ、背景紙スタジオが大好き、でありますから偏っている部分も多々あります(苦笑)ここで上手い人は本当に上手い、これは当時からの動かない事実。

 

 

えー、スタジオの余談が過ぎました。

ストリートの話。

新宿は遠征気分だった

 

そんな2015年以前のうずらフォトが行ってきたストリート撮影は、自社スタジオ周辺の何の変哲もない住宅地、これが舞台です。主戦場でした。

ときどき新宿に繰り出す程度で、基本は中野スタジオ周辺。

 

 

反復に反復を重ねます。どれくらいの本数を開催したでしょう。結構な本数を重ねました。

重ねるごとに同じ場所を別の見方で捉えることができます。さらに時間帯、光の状況。モデル、レンズが違えば描写も違う。

など、飽きたらぽい→飽きたら次、といった内容ではなく、一箇所をとことん見つめる、無いものから作り出す作業に没頭していたように思えます。

 

路上から光をみつける、と同時に背景を拾う。写真にした時の状況をイメージして素早く背景を選ぶ、作れる。

この技術は、何の変哲もない町中でのストリート撮影、それも相当数を反復した結果によるものと考えます。

 

 

そんなコースを9/14、久しぶりにめぐってきます。実際には4つ、ルートがあります。全部は無理ですが、僕の好きなコースをめぐります。

久々。

サマポの原点となったコースも少しチラッと。

 

いまならもっと素敵に描写できる、過去の戦績をさらに上書きしてやろうと毎度思っているわけです。

原点回帰?いいえ、原点凌駕。そろそろ、勇者陣営はその力をフルに発揮しても良い頃合いでございます♡

http://photo.uzra.jp/event/2016/09/14_night_street_mini_kurumi.php

 

 

 

 

すべてのうずらフォト開催、攻略の要となる背景紙戦。

今月もケンコー・トキナー本社スタジオにて開催。

 

機材じゃなくって自分が大事。カメラマンの技術あってこその機材、スキルのチューニング、点検にも最適な開催。ぜひお立ち寄りください。

丸裸になっちゃうから怖い、からの卒業しませんか?

http://photo.uzra.jp/event/2016/09/11_kenkotokina_kurumi.php

 

 

ご参加ではなく、参戦、お待ちしております。

 

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