最近、ストリート撮影で思うこと。

白ホリや背景紙での撮影は基本的に必須なもので、お仕事撮影では欠かせないシーン。

昼夜ストリートや遠征などについては僕の場合は撮影会をやってきたからこそ臨席できた撮影スタイル。

 

うずらフォトは背景紙・ストロボライティング

撮影スタイルの基本はどうしても白ホリでの撮影、それがすべての基本になっていましたし、とても基本は大事なことと思うのですが、最近はストリート撮影に際してもう少し雑味というか、もっと適当に撮るって部分も重要だなーって思うようになりました。

※ここの適当って言葉が適当かどうかは不安ですが(笑)

 

 

スタジオ運営をやっていると、シチュエーション数の稼ぎ方がうまくなる!?

ストリートはめくるめく場面の展開が賑やか。

中野でスタジオをやっていた頃、背景紙以外での撮影も開催でやれたらいいな程度の感覚。苦肉の策に近い流れで地下からむくりと飛び出した次第です。

 

途端に無限に広がる可能性がギュギュギュっと流れ込んできて、ヨダレが止まらないものでした。はじめは中野スタジオ近くになったちょっとした公園的なところを軸に。

次第にスタジオ周辺。

徒歩10分圏内。

徒歩20分圏内。

 

徐々に増えていきます。

もちろん撮影会の部の枠内という制約があるものの、ストリートの可能性は背景選び、そこにありました。

 

 

夜間撮影のはじまりは、野良ライティングとの出会いを求めてのこと

そして割りとすぐに、地下スタジオ内で行われている内容そのままに、ライティングが大事!ということになります。

ライティング、日中は太陽が強すぎる。(地下住民的にw)

そうなると、光を読むことを容易に行うには夜が最適!

そんなことでナイトストリートがはじまります。

 

 

光を読めない人は撮れない、そんな夜間撮影にときめいた

光を読める人にとってはとても愉しく、また光を読めないと撮れないってこともありました。そういうこともあって、ライティングができないと撮ることすらできないシーン。ということで、光を学ぶにはとても良い企画だということに。

当時は夜間にポートレート撮影している人なんてごくごくわずか、撮影会シーンでは観ることもなく(笑)

※最近はカメラや道具も進化して力技も増えましたが、うずらフォトのナイトは変わりません

 

 

ゆるい企画にも手を出すも、各所に散らばる根性論(笑)

次第に日中でのストリートや遠征などに広がっていくわけですが、このストリート撮影というものを2017年改めてじっくり考えている次第です。

同じような表情、ポーズで背景だけが変化しているだけ的な写真にはなるまい!と日々警鐘を鳴らしつつではあるのですが、さらにもっとストリートの荒々しさ(この辺の解釈から個人差がありそうですが)を追い風に、写真の要素に付け足したい!そう思うようになりました。

 

 

カメラマンの人生が投影されるストリート写真であって欲しい!

ストリートのイメージといえば、ミュージシャンが演奏していて、それを止める警察と行き交う浮浪者とサラリーマン、そして派手すぎるホステスたちの世界。少々偏りがあるとは思うわけですが、かつてストリートミュージシャンたちの情報誌的な(至極簡単なものだけど)を趣味で作成していたころに駆け回って覚えた路上のしきたりなんかも影響大なわけです。

 

エレジーがどうのとか、その辺が源流で。

※エレジー、詳しくはこちらから

そういったものをたくさん、路上の空気というか、LIFE感。そんなものをどうにか入れたい、野良猫とか、雑踏とか、混沌とか、ビルディングに喧騒とか。

どうしたら良いだろう。

 

 

シーンごとのお作法、媒体ごとのゴールをきちんと

スタジオではこう撮る、ストリートではこう。

写真展用、Blog用、SNS用、本来は撮影の仕方も違うはずです。

趣味での撮影ですから好きなことを追求すれば良いわけですが、ワンパターンというものは避けたいですし、細分化でもOKですから球種は増やしていきたいなって思っている立ち位置です。

 

失敗するってことはチャレンジしたってこと

新たなものを手にするために、あえて失敗したり、自分を裏切ったり。

 

基本的に僕は自分を信用していないので、自己否定的な企画もたくさん打ちます。客観的に見ることができるのかもです、でもそう思っていてもやっぱり写真は没頭しちゃいますね。怖い怖い。

 

 

そんなこんなで、ちょっとストリート撮影の新ステージを切り拓こう(うずらフォト的に)と思っています。

そういったもののスタンダードが久々に生まれそうな雰囲気に包まれている2017年の6月。

サブモニタが縦なら、拡大するとギリ読めますw

 

 

告知もきちんと書くスタイル(笑)

ぜひ皆様に何かしらプラスになる形でフィードバックできますことをご期待いただきつつ、次回開催はさっそくストリートの部も含めたスタジオ開催。

全部入りSPECIALでございます。

 

青山。おしゃれな町ですが、その町並みに潜む何かを、「あなただけの眼」で拾い集める愉しいマクロ旅、ご一緒しませんか?

 

ストリートが終わったのちはスタジオで盆栽のごとく、ひとつひとつを確認しながら仕上げるスパルタンな撮影。

 

そして最終部は陰影を軸にした定常光での撮影。ともかく枚数はあがるでしょう。当日のメイン3部を軸に、そこに至るまでのテンションを重ねるこの流れ、ぜひとも味わっていただきたく、通し割(星野割)も通常以上に割引率を大きく設定いたしました。

 

 

 

とはいえ、もう今週末の開催。

急遽だし、すでにご予定も定まったことと存じますがひとつご参加よろしくお願いいたします。

 

上達を企図する撮影会

うずらフォト、今年いまのところのテーマはレベルアップです。さらにもっと深みにハマって、写真人生をもっと超愉しくしたい!って方とご一緒する場所。

そんな感じでやってます。

ぜひぜひよろしくお願いいたします。

暑苦しく、そして現場は暗い撮影会です。

 

うずらフォト最新スケジュール

 

おしまい

 

 

 

それはそうと、ストリートといえばカメラマンのAshさん。

めちゃんこおめでとうございます(*´ω`*)

ご本人のお人柄同様にまったりながーくお付き合いさせていただいております。

はじめて勇者の会が開かれるキッカケを作ってくれたり、何より中野地下、それもうずらフォトになる前のスタジオモジョ時代からレンタルして作品撮りしていただけたり、そんなAshさんがど偉い場外ホームラン。感慨深いですッ!!

おめでとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡

いつか祝杯させてくださいねッ!!

この僕の悶々としたストリート感に一撃加えてやってください。


うずら音声通信 最新エピソード

Xでフォローしよう