「スタジオでの撮影はライティングにポージングなどをカチッと決めて撮る」といった奥深さと愉しさとするなら、ストリートでの撮影は少し方向性をかえて被写体の当人も知らない部分、瞬間や表情の記述といった感じで言ってみようと思っています。
ベテラン選手になるほどに、また撮影に慣れるほどに安定したパフォーマンスを発揮してくれるわけですが、だからこそにその意外性みたいなものを拾いたい!という欲が出てきました。人間としての魅力、と書けば大げさですが、、もう少しゆるく、ガチガチにならない感じでのびのび写真を撮りたい、いわゆる撮影会シーンにある流行や型にはまらない写真を狙いたい、そう思っています。
今回の水曜日開催、ノーファインダー企画はそんな気持ちで組み立てました。
撮影になると自分の好きなスタイルに没入しがち。それでも良いのですが、さらに新たなパターンを得たい!そう考える方は、まずは自己の脱却かなと思いました。好きなように撮らない、また教科書通りのお作法を一度崩してみる。
そのことで得られる発見、そして偶然にめぐりあえたアングルなど。
王道には外れてしまいますが、ストリートならではの躍動感?みたいなものを写真にしたく思い、ノーファインダー撮影にチャレンジ!となりました。
撮影者としてカメラ設定などに随分のリソースを割きがち。
でも写真に必要な構図やアングル、瞬間などを取り逃してはいないか。
例えばLightroomなど便利ツールであとからでも解決できることならば、それはそれとして現場でしかできないことを、撮影現場では優先してみる。
ちょっと欲張りすぎではありますが、そんな思いでの開催になります。
突然すぎて「???」ではありますが、ちょっと考えることもあって、、な企画となりました。ご参加される方、ぜひ一緒に盛大に失敗しましょう!
おしまい
http://photo.uzra.jp/event/2017/06/21_harajuku_kurumi.php