写真単品ではない何かしらの成果物、それをリリースしていく作業で撮影技術の上達を図る

惰性で撮っていると、ストリート撮影が..

教科書通りの整理された背景を選ぶためのウォーキングに、スタジオでも問題なさげなポートレート撮影がセットされた状態になっているような気がして、それを打破したいと初夏らへんから思うように。

 

 

とは言っても、そんな大それたことを簡単にぱぱっと改善できるわけもないので日々脳みそぐるぐるさせているところです。

僕の場合の解法は、やはり写真をまとめる、書籍形式で勝負するってことに落着しました。ロッキング・オン・ジャパン、それも90年代中盤から後半くらいにかけての感じが一番好きな具合でした。

あとはここぞのときの決め撮りにファッション写真。

 

[amazonjs asin="B0001ZX5TC" locale="JP" title="山口百恵 激写/篠山紀信 DVD"] こちらのDVD、なんと写真だけで50分、膨大な写真を活用した映像作品。ってだけで興味めちゃ増し。巨匠と大スターをもってしてどんな作品が仕上がったのか、、

 

そんなものをコンセプトにそって並べて、インタビューや制作側のコメント、テーマの話やらを書き連ねて小冊子。これにまとめるのが現時点においてもっとも”アガる”創作かなと思いました。

 

 

昨今はみんな驚くほどに超絶テクを駆使するカメラマンさんたちばかりの時代に。家系仕上げの写真もSNSで散見できます。確かにSNSでは一枚一枚の瞬間勝負、濃い目の絵で目を止める働きも重要ですが、僕は逆張りってことで脱力系も頑張ろうと思います(笑)

 

 

僕の場合は気合を入れれば入れるほどに平凡になっていっちゃう凡夫クリエイター(笑)なので、ふわふわ本能にまかせて火事場のクソ力狙いでいってみます。同人誌的なおもしろいものが仕上がったらいいな、、なんて夢想していますがどうなりますやら。

 

みなさんにもしかしたらライター依頼が届くかも。こういった経緯であります、やってもいいぜって方、ご一報お待ちしております(^^)

撮影会の合間合間、オフショットもなかなか馬鹿にならない瞬間をたくさん秘めています。UPされる写真のCOOLさに反して、現場の空気を伝えるのは案外オフショット側の役目かもしれないなーって思いました。

 

いずれにしても、絵画とは違った写真の機動力という強み。こいつも忘れることなく活用して、おもしろい媒体を作れたらいいなと思うわけです。となると照明じゃないほうでの、ライティングが重要になってきます。

昔はライター志望な時期もあり、小さな小さな出版社に駆け込んだ時期を思い出しました。身震いしました。

 

 

おしまい。

 

 


うずら音声通信 最新エピソード

Xでフォローしよう