ホーム意識は、対抗意識?

たまにこんなご質問をいただきます。
「なぜ中野がホームグラウンドなんですか?ご出身?」

僕の出身は四国の港町ですので、答えはNOで、なぜ中野なのかと言えば、中野で写真活動をスタートしたから、というのが答えとなります。

中野が日本の写真史にとって重要な街だったとか、歴史あるカメラ屋さんやメーカーさんがあるとかは、後付けで利用させてもらう話です(苦笑)[br-xxl]

看板を掲げると、やはり対抗意識が生まれます。大なり小なり。
そして縄張り意識も。

こうして言語化すると本当に自分というものが、極めて凡庸な存在だということが明確にわかり嫌になるのですが、事実そうでした(笑)写真が好きで好きで好きで、んもう夢中で駆け出して駆け続けて熱中しているから、「見て!見て!」状態ってのも随分とあったのだと思います。(今でもそれはゼロじゃないけど)

今回主張したいのは、ホーム意識もそうなんですが自分の得意分野を意識しようって話でした。

・全身ショットは得意だ
・モノクロにはちょっとうるさいよ
・ストロボ使った写真は負けない
・35mmなら任せてちょうだい
などなど

いろいろ必殺技じゃないけど、得意なものって絶対あると思うんです。ご本人はなかなかそれを認知しづらいのですが。

そこで仲間なのです。
他人のことはよく見えるってやつで、仲間がいることで自分が際立つようになります。

僕はこれを撮影会でやりたかった。バンドと一緒で、チームの強みがあることを主張し続けています。
話がまた違う方向に行きそうなので、戻します。

自分のスペシャリティを見つけ、それを意識することで、数値化できないためになかなか把握しづらい写真世界の進捗状況をわずかながら掴みやすくなります。習熟も効率的になります。

同じ場所で何回か撮影すると、違いが出ますよね。
同じモデルを何回か撮ると、違いが出ますよね。

稽古の基本だと思いますが、反復とでも言いましょうか。
インプットと同じくらいに重要だと思います。

この辺は音声通信で、またじっくりやりたいと思いますが、そういうことだと思っているわけです。
スペシャリティを見つけたい方、うずらフォトでお待ちしております。

僕で良ければ、それを見つけるお手伝いを超絶お節介ですが、やらせていただきます。



撮る人も、撮られる人も眩しいわけであります。


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