背景紙スタジオ、千秋楽。

回数を重ねるごとに、何かを掴んで技術を高めると同時に、別の新しい課題にぶつかる。そんな繰り返しをしています、RICO STUDIO Hatagayaシリーズ。

真っ白な空間は、多くの企画を支えてくれました

その繰り返しの修練に、モデルである星野くるみも同じ回数付き合う。おそらく同じように、何かを掴んでは、新しい課題にぶつかる、そんな連続なんだろうとしみじみ考えました。年末ということもあって。

徒に撮影を重ねるだけでは、得られる経験値の入りようが非効率だと言ってきました。
では本当の目的というものを見据え切れているかと言えば、ぼんやりとした使命感と責務はあるものの、具体的な部分がまだ曖昧だということに気づく。

原因はコレだったのか。

今年の千秋楽の前段階、いくつかの企画で明確なゴール設計を主題にした企画を実施しました。

「産みの苦しみ」と言ってしまえば簡単ですが、実際それを味わうのはなかなかに大変で(辛いとは思わない、好きなことをやる以上、これもまた別種の快楽だ)、参加された方々もあれこれ思案の中にいたと思います。

無駄撃ちが減った、という意見がありました。
同時に、撮影後の編集が極めてスムーズだった、という意見も頂戴しました。

まさにそれが目的でありましたので、真意を獲得したご意見にはとても救われましたし、実施してよかったという気分になりました。

RICO STUDIO Hatagaya 千秋楽において、まずは直近の成功でもあるこの方式をもってして、カタチにしようと思います。撮影技術のひけらかしに終わらない、写真というキラキラした目標に向かって邁進して参ります。

ライティング体験会とは異なった深みのある写真を一枚でも多く企図し、そして得て、今まで以上に写真を愛せるような時間を多く紡ぎたいと思いを新たにしました。千秋楽、気合入れて行きます。

ご期待ください。


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