
もっと写真を見られたい!もっとブログを読まれたい、そんな想いを抱えて日々ブログ運営をしているカメラマンさん、ご機嫌いかがでしょうか。
記事を書くということ、ブログを運営するということ
ちょっと似ているようで違います。僕の場合ですが。

ブログにブログ記事を追加する。当然ですね、でないと誰も見てくれませんから。ある程度記事が溜まった段階で、気づくことがあります。そのひとつに「記事ごとに反響の角度が違う」ということです。
ブログ記事を従えるプロダクションだと考えてください
ブログ記事そのものがどのような人生を送っていくか、考えてみてください。ブログ記事擬人化ですね。
- ホームランは打たないものの、常に集客してくる記事
- アップした直後にものすごい勢いだったものの、それ以降は鳴かず飛ばずなチョロQくん
- 一定の分野からの集客に特化している根強い人気の記事
といったように、いろいろな性質を持った記事が出現しはじめます。
日記タイプのブログをされている方も多いとは思いますが、ヒットを狙う場合は日記だけでは少し物足りないかもです。(有名人ならそれでもOKです)
まずはヒット記事を伸ばす
ヒット記事がない・・なんて切ないことを言わないでください。いくつか書いていくにつれて優劣がでます。優劣が出ない場合は、作家としてのあなた自身を少し見つめ直してみてください。
- 読者ターゲットは誰なのか
- ニーズには応えられているのか
- 書き手を売りたいのか、書いた内容を売りたいのか
- シェア・リツィートしたくなる記事か
シビアに考えすぎると凹むので、まずは備忘録と日記といった具合に進めていけば吉と思います。
「俺は写真家だ、語るべからず。写真で語る!」といった方もOKですよ。ただ今回のこの記事には該当しませんので、またの機会に。(Google画像検索というものがありますので、本当に画像に語らせることだって出来るんですからね)
ここまでが、いわゆるブログ記事を書く!というフェーズでしょうか。次はブログを運営する!という部分を見てみます。
ブログを運営しちゃうわよ♡

さて、とりあえずさきほどまではブログ記事を書く。野球でいえばプレイヤーの仕事でした。今度は一変、いわば監督のお仕事といったことになりますでしょうか。
じゃん!
- アクセス解析のデータを分析する
- 分析に応じて方針変更、補強を行う
- 宣伝する
大きくわけるとこんな具合でしょうか。
アクセス解析のデータを分析する
とりあえずブログにアクセス解析を導入してくださいね。忍者ツールでもGoogle AnalyticsでもなんでもOKです。僕はGoogle Analyticsです。簡単だし、欲しいデータが揃っているのと、あとはAdSenseの話。(ここはまたの機会に、長いですから)
データを集積します。集積するためには一定の期間とデータがないと、ある程度の数字にまとまりません。頑張って記事を書いてアクセスを集めてください。後述の宣伝活動とリンクするところかもです。
分析方法はいろいろあれど..

カメラマンはデータ解析の専門家ではありません(そうだ!って方もいるかもですが)。なので、あまり深みにはまらないでくださいね、ハマっても大してウマい話があるわけでもありませんから(笑)ということで、まずは記事たちそれぞれのデータに絞って見ていくと良いと思われます。
- 純粋にヒット数の高い記事を把握する
- 検索キーワードで「おっ!」と思うような想定外のものに注目
- 検索結果の1ページ目に表示されている記事を発見する(見つけ方は合宿ででもw)
現代の商売はいかにリストを握ったかどうかだと誰かが言っていました。本当かどうかわかりませんが、とりあえずブログをやっているだけでもリストが手に入ります。この場合は、キーワードリストですね。ぱららっと見て、上位のキーワードリストたちをミックスした記事を作成するもよしです。
分析方法はいろいろあるのですが、その辺はまた別の機会にでも。
反響に応じた方針、補強ってなんだよ!
簡単に言うと、いまウケている記事を維持・強化させるってことです。どういう訳か、この記事、○○方面では超絶人気なんだよな・・という事例も出てくるハズ。そこを利用しない手はありません。Google先生から今後も読者さんを連れて来てもらえます、その読者さんにより愉しんでもらえるようなおもてなしパワーを発揮させるわけです。
モデルさんの名前かもしれません、愛する機材なのかもしれません、実際にやっていること、経験を人は探している場合が多いため情報を惜しまず提供することが大事!だと思います。写真ブログだから書くことって無いんだよな…、そんなことはないです。ロケを選ぶにあたっての経緯や実践内容、機材のセレクトやモデル撮影時の工夫など、カメラマンは情報の宝庫。そのことを知りたい読者さんはたくさんいらっしゃいます。
個人でただ楽しんでいるだけなので情報提供だなんて大それた..

講師をやるわけじゃないんですから気負わなくてOK。やったことをそのまま赤裸々に書くだけでも大きな意味があります。その結果としての一枚の写真があるわけです。バックストーリーを知れるだけでも効果アリだと僕は考えます。
この反復がボディ・ブローのように効いてきます。
長年撮りつづけたモデルさんがいるとします。そのモデルさんの名前で検索すれば上位に入る。もしくは、誰々さんが撮影して記事にあがれば反響が大きい。これだけで、カメラマンとしても大きな糧となると思いませんか?僕も撮影会を通じて、ウェブ上で強いカメラマンさんを何人か知っています。自ずと写真のクオリティは高まっているように感じられます。「いいね!」の数だけが決してすべてではありません。

宣伝するつって、一体何をすりゃいいんだ...
手軽に行えるものとして..
- tumblr
- Flickr
といったSNS系がカメラマンとしては馴染み深いと思います。外部サービスを自分のブログの出張所的な感じで捉えて、写真を見てもらうと同時に自分のブログへの流入を促すといった具合に活動すればOKです。シナリオを設定し、きっちり導線が組み上がればスコアに繋がります。もちろん、スパム的に行えば良いわけではなくって、ブログに来てもらった際に、相応の情報を持ち帰れるといったことが担保されていることは大事です。
- プレスリリース
- 広告出稿
- イベントを行う
などは、ちょっと大きなお話となってきますので、今回は割愛します。
真心ライティングが大事!

いわゆるSEOと呼ばれるアクセス数を増加させるためのオカルト的な話はネットの世界にごまんと存在します。けど、「本当なのかなぁ・・」と思いながら、アクセス欲しさにあれこれ実践してみるけど、結果につながらない。といったサイクルからは早く脱却したほうが良いです。読者さんもまた自分と同じ考えをもった人間ですから、小手先ワザやズルしたテクニックでは効果はないどころか、ネガティブなイメージを持たれる可能性のほうが高いです。
コツコツ読み応えのある記事を書いて、信用を勝ち得る!これが最良であり、Googleをはじめ各検索エンジンの方針や仕様が変わったとしても、良質コンテンツホルダーさんはいつまでも優位性を誇れる存在であります。
最終的にはとんでもない地味な結論に落着しちゃって大変恐縮ですが、コツコツに勝るものはないというウサギと亀のお話ライクなお話でした。ヒットメディアを持つ、運営している。そのうえで、カメラマンさんの渾身の一枚が活き活きとスクリーンを踊るようなサイトを築き上げましょう!
僕もコツコツ頑張ります。ノウハウやネタはこのブログに投入していきます。結果はどうなるか、生暖かく見守ってください。
最後に!
うずらフォトをよろしくお願いいたします(笑)