2016年開幕、カメラマンとしてのテーマを考えるための手立てのひとつ
明るい暗いどちらでも、星野くるみです

新年あけましておめでとうございます。今年はどんな写真をつくっていこうか・・そんなことを考えている方も多いのでは。理論や方法論、いろんな考え方があって写真談義は尽きないものであります。昨年末、うずらフォトのフィナーレイベントにも大勢の方に参集いただきました、写真を持ち寄り被写体を前にアレコレと話が出来たことも、とっても大きい成果だったと思います。みなさま、本当にありがとうございます。今年もさらに濃厚なイベントづくりを心がけて参ります。

明るい暗いどちらでも、星野くるみです
明るい暗いどちらでも、星野くるみです

昨年はストロボやナイトストリートといった技術を要するシーン、果敢にも攻める方々が予想以上に多く、とても充実した一年だったと感じています。これまで以上に、さらにそのスピード感は増してきている気がします。本当にみなさんテクニカルで表現豊かな写真を撮影されています。相当な研究をしているハズと、実際拝見した写真を目の前にしてドキドキの連続でした。今年はどんなムーブメントが待っているのか、今からめちゃんこ楽しみです。

実際に流れを築くのはカメラマンであり、モデルたち。ポートレートの醍醐味はそこにあるのではないでしょうか。撮影会シーンとは違った商用シーンの動き、ここから得られる要素もたっぷり。右へならえ!と言っているわけではありません。強固な独創性を生み出すトリガーとして、シーンの現状を理解する、引き出しを増やす作業はとっても重要かなと思い、今回は一冊のネタ帳をご提案します。

写真の現在と未来を知るための
フォトグラファー+レタッチャーファイル2016

現在、トップを走る人たちがどんな人がどんな写真を撮っているのか。仕事としてトップクリエイターたちが世間にどういうメッセージを投げかけているのか。そのトレンドを取り入れる・取り入れないは別として、知っているかどうかということは重要な気がします。知識・経験・技術のトリニティを構成するためにも、情報戦でも負けられない!何しろ、現在はSNS隆盛の時代。お気に入りのクリエイターの名前を知っちゃえば、検索しフォローすることだってカンタンな時代。インターネットをどこまで活用するかがカギな気がします。便利な時代になりました。

知っておいて損はない情報をまとめた一冊

2016年トレンドのための必携アイテム。

写真業界の現在と未来がわかるWHO'S WHOの決定版

広告やエディトリアル業界を中心に、最先端の現場で活躍するフォトグラファー225名と
写真の未来を創造するレタッチャー52名の仕事とプロフィールを編集部が厳選して掲載した仕事の見本帳です。

フォトグラファーとレタッチャーの仕事や作品、連絡先やプロフィールを見開き1名で展開、見やすいだけでなく、使いやすい構造になっています。
第一線のフォトグラファーやレタッチャーに仕事を発注しようと探しているデザイナーや企業の宣伝セクション、
PRやエディトリアルの仕事をしている方、新しいコマーシャルフォトの潮流に関心がある方、
写真業界で働いてみたいと考えている学生の方などに最適の一冊です。

本書を見ることで、写真業界の現在と未来を感じ取ることができるでしょう。
写真を愛するすべての人に。写真業界の現在と未来がわかるWHO'S WHO!

 

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実際に僕も購入してみました。人物の紹介のみならず、代表作も確認できるのでシーンのトレンドも把握できて便利。ウェブ立ち読みも出来るので気になった方は画像クリックでアクセスしてみてください。クリエイターの名前さえチェックできれば、twitterやfacebook、ウェブサイトまでたどり着けます。ご自身のブログ運営やサイト制作にも取り入れるべき要素をチェックできて便利。オペレーターとしての技術書も大事ですが、成果、結果としてのクリエイターのアウトプットを体系的に取り入れることも決して無駄ではないハズ!!

風雲急を告げる2016年、ポートレートシーン。皆様のご活躍を超絶ワクワクしつつ、なるべく傍でお手伝いしていけたらと思っています。今年もよろしくお願いいたします!


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