市場前駅開催、行ってきました。
遠くに町が見えます、道路はもう完成しているのですが、まだ入場できない状態に。
手前の金網を超えたら、自由になれそうな雰囲気を醸し出してくれていました(笑)
ポツーン、が価値となる東京一人ぼっち
前評判とおりに人も少なく、コンビニすらない。事前に緊急時のトイレ位置を確認しようにも少ない。少々不安にはなりつつも撮影がはじまってしまえばなんのその。
寒いとはわかっていたものの..
若干寒いものの、ギリギリ保てる気温。もうそろそろナイトストリートも厳しくなりそうな雰囲気を抱きつつスタート。
本当ギリギリ耐えられるライン、僕がそうだってことは女子側からすればアウト、だと思うのですが無問題と屈託のない笑顔で応えてくれる星野選手、立派でした。
ジャンクション風味の写真も狙えるつくり。
稼働していない一部の建物などが非日常感を演出してくれます。
結論:遠景、距離を利用してこそ..だけど神回w
まず結論的にはこの荒涼感を感じるには、遠景がきちっと配置されていることが必要かなと思いましたため、明るくなりすぎない範囲での早暁、または夕景前後などが最良かも、と思いました。
ストリートはそのポイントを読み解き、解法を見つけるパズルみたいなもの。必ず方法論は存在するのですが、考え方は人それぞれ。
引き出しが増える前に個人戦に没頭してしまうと、パターンが凡庸になりがち。かつては撮影会シーンも少人数撮影会が主流でいろいろな名物主催者が台頭していたもので、そのあたりを得ることができました。
うずらフォトというか、僕個人として気をつけていることとしては外は歩く量をすごく考えています。ポジションとポジション間の距離やリズムなども。
- 歩き過ぎると本当に美味しいところを思考する前に過ぎてしまう
- 歩き過ぎると脳が撮影モードOFFになってしまう
- 歩き過ぎるとモデルが辛い
- 歩き過ぎると疲れる
とはいえ夜間撮影専門店としては、今回のロケ地は数々の恩恵を感じることができました。まずは何よりも人通りのなさ。
これは撮る側、そして撮られる側にもすごくプラスです。
最大限の力を引き出すための意識
ポーズを決める側としては、人前であろうとなんだろうとヘッチャラなのですが、とはいえ人間。周囲からの影響が完全にゼロとはいきません。
きちんとやっている素振りは見えるものの、心を開いているかどうか、となるとやはり周囲に対して気持ちのリソースを割いてしまうもの。
成るだけそのリミッターを解除した状態で投入したいものです。相手側に立った考えも忘れずに撮影を進めることで得られる信頼感は写真にとって重要なスパイスになってくれます。
いろいろ解決してくれる眠ったままの町
この閑散とした空間は、これら諸問題を解決してくれる最良の条件。
そして撮影する側にとっても、背景や状況へのノイズが少ないことで気持ちよく撮影ができるといったメリットもあります。
だけどスタイルによっては..
しかし、背景をメインに人物を配置して撮っていくスタイル(穏便な書き方ですがw)の方はご注意。
これぞ!といったモニュメントが無く(そこがウリなんですが)、なかなか味気ない空間に感じるかもです。ご自身の撮影スタイルを把握のうえ、読み進めてください。
○○ならではの一枚、というのは罠!?
うずらフォト的に神ロケ地認定している場所というのは、その土地土地の観光名所というものではなく
- 金網配置が神
- ヘッドライト逆光が常時来るから狙いやすい場所
- 人通りが極端に少ないので多少自由度が増す
- 立体的な構造の場所なので面白い構図を狙える
...あげればキリがありませんが、こういった特色をもとにした場所選びがメイン。
新宿だから、原宿だから、といった形よりも、コンセプトや得られる演出効果ごとに定番の場所が存在しています。
空間と光こそがご馳走、といった考え方で全力疾走します。
場所は究極どこだって問題なし。星野くるみ投入ということで被写体レベルでの問題は全く無く、ライティングに没頭することもできました。
機材的には..
LEDとストロボの2種。個人的にはやはり夜間撮影はLEDが好き。スタジオではストロボ命といったスタイルがメインですが、夜間のストリートでは背景の光量、弱い光とのバランスを考えてLEDが主流。
※もちろんストロボライティングも実施します、比率のお話..
いま一番アツいLUME CUBE
今回もLUME CUBEを投入し逆光を楽しむシーンも。いま一番アツい(笑)LUME CUBE 多灯展開が多いわけですが(せっかくいっぱいあるしw)、ライティング演出の軸としてはやはりメインとフィルライトの2つが一番作りやすいし、見る側もわかりやすい。
そんな考えに立ち返り、近日テストシュートをしてきます。(これはまた別件でご報告)
- 防水性能とコンパクトなのでお手軽
- 何よりハイパワーなのでストロボライクな使い方もOKなのが嬉しい
本当にうっかりしていると無くしちゃいそうなサイズのLUME CUBE。ワクワクする機材、間違いなしですッ!
...つまりは恋するサイド光
ともあれ、冬はなかなかに寒い。今後訪れる数ヶ月間の長い冬のことを感じさせられつつ、なストリート撮影。海辺を離れると多少体感気温も持ち直し、、。
圧倒的にサイド光が好き過ぎる集団ではありますが、今回も「うん、やっぱりサイド光」と納得の出来栄えに。
建物や風景で選ばず、ライティング中心のセレクトなので王道だと思います、多分。
難所こそご馳走、失敗はチャレンジの証
難所もところどころに入れて、失敗しか見えない!といったムードになりながらも、どうにか知恵と勇気を振り絞って解決していく流れもとても熱かった!
これがやっぱりうずらフォトの醍醐味、ぜひまだ未体験の方もぜひご一緒しましょう!!
敷居も難易度もクオリティも高い変な撮影会
少人数ならではの制作チーム感、そして競争心理が働くことでの撮れ高への好影響、この辺がヤミツキになっちゃう理由なんだろうな、と思いながらのあっという間の全3部でありました。
開催終了後は真面目に直帰(笑)
次回は日中開催とスタジオで..
次回開催の構想がパパパッと浮かぶ、とても素晴らしくも熱い日曜日の夜でした。
頑張った出演者に最大限のエール、それは..
撮影いただいた写真は、彼女が運営する星野くるみ画像掲示板への寄稿もお願いします。星野割がとてもお得、利用するには投稿するっきゃない!ってシステムとなっております(笑)
http://kurumi0328.com/bbs/imgbbs/index.php
みなさんの力が弱小撮影会を継続させます
ご参加くださいまして、誠にありがとうございます。
次回以降もぜひご愛顧くださいませ。
いつもよりちょっと写真多めにお届けしてみました。最後までお時間いただき、ありがとうございました(*´ڡ`●)
おしまい。