夜間撮影と明日の遠征、事前準備とインプット作業

寒い季節は屋外展開を控えていたわけですが、4月にもなりました。順次解禁していきたいと思います。

 

 

ただ単に屋外お休みってだけでも面白くありませんし、どうせならスキルアップ(笑)ということで以前にも増して前向きに白ホリ、背景紙展開を強化しておりました。

本当この白ホリ展開は苦手、好きじゃないって人にとっては、スープがお湯じゃん!みたいなラーメン(謎)に思われても仕方ないってくらいなものなんだろうとは思います。

 

でも、ここにライティングとモデルのパワーが加わることで、豚骨にも塩にもミソにも変化するあたりがとっても楽しいところ。

上手じゃないと上手に撮れない、まぐれが効かないし、弱点が露呈しちゃう。

そんな恐ろしい場面でもあります。

 

でもですよ、考えてみれば弱点の露呈なんて 上達を企図する側からすればこんなにうれしいものはないわけで。つまり弱点は補強すれば良いのです、対策すれば良いわけです。

むしろその弱点を弱点のままとして、カメラマン人生を続けるほうが耐えられない顔面真っ赤状態であります。

 

 

単に水平レベルや余白、手ブレにピントとか、撮影側の都合での技術だけじゃありません。これだけだと満足にいったとしてもオペレーターとしてのスキルが満たされているわけで、ここはそれこそ今後ハイテクカメラの登場でずいぶんとクリアできていくわけです。つまり人間が介在しなくて済むようになる領域ということです。(介在しちゃダメ、って意見ではありませんから誤解なきよう)

 

さてハイテクカメラが片付けてくれた後、では人間がやるべき撮影ってなんだ?そう思うわけです。

そこがとても大事で、色付け。演技、演出、脚本。言葉があっているかどうかは別としまして、いわゆる監督側の工程。

 

だと思います。

 

アプローチの方法こそ個人差があってもOK。

しゃべるのが得意な方がいれば苦手な方も。

何も言葉だけがコミュニケーション方法じゃありません。ジェスチャーだって良いし、効果さえ得られれば筆談だろうとなんだろうとOKなわけです。苦手じゃない方法を選び、目的を達成できちゃえばOKなわけです。

 

目と目で通じ合っちゃえば、無言のままでも意のままに欲しい写真がとれちゃう。なーんて理想ですよね(笑)

 

 

うずらフォトではそれが実現している時間が無いわけでもないってのが、ささやかながらの自慢です。

 

 

 

話が反れまくりました、ストリート展開。

 

現場写真も過酷に、これはシャッター速度 1秒。

 

 

ストリート撮影ってのは何度も書きますが、とても難しい。

自己を明確に持ってないと無限にある背景パターンに惑わされて決まらないもの。

結果、僅かなネタを頼りに町中でそれを探す散歩と化しちゃうこともあるかも知れません。

 

 

そこを改善させるためのものは、技術でも何でもなくて欲求だったり、事前の準備だと思います。

何をどう準備するか、これも個々にやり方がありますため明確には書きづらいのですが、せめて可愛く撮ろう、かっこよく撮ろうくらいは初心者さんでも想いがあると思うので、その舵取りから。

 

可愛いってなんだ、カッコイイってなんだ。という軸から、真似るか真似ないか。アップで撮るか、ひいて撮るか。縦か、横か。

これらだけでも、組み合わせるとかなりのパターンに。

 

迷うなら全部抑えちゃえば良いと思います。

迷っている時間は死んでいる時間。貧乏性の僕はそう考えます。

 

 

 

そういうスタイルで場数を増やすにつれ、とてもスムーズに動けるようになると思います。

また自分のパターンが出来てくると思います。

つまりワンパターンの完成です。

 

 

このワンパターンの完成が、次のパターンをつくるための土台となります。つまりぶっ壊す訳です(笑)

そのための方法は、うずらフォトの各企画で登場していたり。

まずはこのワンパターンの状態まで持ってっていただく必要があるわけです。

 

 

ストリートは撮影のためだけに時間が動いているわけではありません。一般の方、往来があり生活があります。おうおうにして撮影者はそれらの邪魔となる場合がある、という大前提を持っていたほうが無難だと思います。

 

また不慣れな方ほど、事故になる可能性も多く、、

 

構図を見つけられないのであれば全部撮る、という戦法で心のリソースを稼げます。

露出決定が苦手ならば、オートを活用する、事後の現像処理を活用するなどすれば、ストリートの撮影現場での動きがもたつく要素を減らすことができます。

 

 

撮影当日、ストリート現場になってアレコレ欲張っても仕方ありません。

日々の修練の成果でありますから、それこそ素振りや自主練がどうしても必要だと思います。

個人戦だとその辺をいくらでも妥協できちゃうので、なかなかスキルアップにつながらない場合もあると思います。が、それも人それぞれの自由なのでどうぞお好きに。

 

 

うずらフォトではスマートかつスムーズな撮影を励行します。ことストリートでは必須スキルと判断しています。

そのためにスタジオ開催がございますため、そちらで段取りよく撮影できるよう練習はたっぷり行っていただけます。

 

意識しないと変わらないことが多々あります。

お一人ではなかなか気づかないことなど、嫌われ役になってでも前進できると思えば口に出すことも厭わずやっております。

 

 

 

 

悩ましいシーンの際には頼ってください。

問題解決のためのお手伝いをさせていただきます。その方法を容れられるかどうかもスタイルではありますが、初心者さんのほうが何でも飲み込めてしまうゴールデンタイムをお持ちでありますから、固定観念が定着しきっちゃう前に、ぜひ遊びに来てもらえると幸いです。

 

「出来ないまま終わる、わかっているけどいまさら・・」なんてことに陥らないために、旅の恥は掻き捨て、ではありませんが甘えちゃうのも手です。

 

 

 

 

 

今年は昨年以上のものをやっていきたい。

そう考えて、もう7年8年と時間を重ねて参りました。大勢のカメラマンさんたちと神回を経てきました。そのノウハウをさらに練り、改良し、さらにカメラマンさんの知恵を授かり、集合知と実体験のデータベースを育てて参りました。相当な本数の撮影現場(商用・非商用含め)を経てきたデータベース、ぜひ活用ください!

 

 

 

 

明日、というか数時間後には 静岡遠征。

カメラマンさん手作り、真心の企画を実現させていただくことに。少しでも良いものを、良い写真を、、と思い、テスト前夜の詰め込み作業。関連しそうな写真を数にして万枚、その骨組みを見抜こうとたくさんインプットしました。

あとは現場のムードがそれをうまい具合に昇華させてくれると思います。

 

 

武者震い、良い写真を撮るための前準備って、いつになっても楽しいものですね。

 

頑張ってきます。

 

 

 

日記になってしまった、本当ごめんなさい。

 

おしまい。

 

 

 

 


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