世間はミラーレス全盛の時代を迎えました。
手ブレ補正やオートフォーカスなども、強力なデジタル支援によって、とても心強い相棒として成長しています。
そんな流れの中で、K山はと言うと以前 一眼レフを利用しております。
単に移行できていないってだけなので、深い意味があるわけではないのでお察しください(笑)
しかし、そうはいっても
撮れる写真のクオリティ向上に務めるのはカメラマンの義務でありますから、強力な電子支援がなくとも、それに負けないくらいの仕上がりを得たい!と日々研鑽しております。
テレ東の「金がないなら知恵使え」のコンセプトをそのまま頂戴しております。
先日の中野夜間撮影。
ここでの大きな狙いは、いつもより少し出力の大きなストロボで撮影しよう!でありました。
意図としては、
・大は小を兼ねる、出力の余裕が安定をもたらし
・チャージ速度と弾数を気にせず撮れ
・専用のモディファイアの恩恵を受け
・レタッチ耐性の強いデータを持ち帰ろう!
といったものでした。
GODOX360に久々の出番。
ビューティーディッシュ付きのオクタゴン×グリッドを利用して進行。
人通りが少ないところとはいえ一般公道ですので、周辺への影響を考慮し、光の影響を十二分に考え発光量や角度を優先してロケーションを組み立てます。
往来の人たちの邪魔にならない動線設計や立ち回りも大事。
やはり夜間ということで背景と人物、この2つのレイヤーを撮り分けるため、日中の撮影とは組み立て方が変わってきます。
ストロボは人物、背景についてはカメラ側で露出を決めます。
今回は大型ディフューザーということもあり、かつビューティーディッシュのおかげでキレイな柔らかな光。
そしてグリッドによる指向性、この3点セットでかなりテンポよく進行が可能となります。
レタッチを前提としているため、通常以上に絞り込んだデータを得るよう努力しました。
それに伴う明るさ不足はシャッター速度で補います。
前々から思っていたことではあるのですが、
撮影現場で出来ることは現場で、というスタンスも
夜間は限界な部分もあり、
どうしても現像段階での処理が重要になる部分も出てきます。
「現場で無理すぎる設定で追い込むよりも、現像処理で簡単に解決する部分は、現像に任せた撮り方があるんじゃないか」
なんて常々思ってはいたのですが、やはり「現場で出来ることは現場で云々」と長らくモットーとしてやってきたものですから、チャレンジすることができず(言い訳w)
今回は現像ありきな撮り方も数多く実施できました。
結論としては、きちんとしたライティング状況下での撮影なら「大アリ」、です。
ただ、この部分が過ぎると
撮影の目的が「画質」へとつながっていき、本来撮りたい人間そのものの動作や動態の美しさではなくなるような気がします。
なのでやはり現場でスマートかつスピーディーに撮れるテクニックは必須ですね。
そもそも被写体を待たせては、良い演技というものが引き出せません。。
ちょっと話が逸れました。
今回は仕上がりも大事ってことで、技術的な話です。
電子支援の受けられないK山の一眼レフでも、夜間撮影を攻略したい!ってことで一脚活用の次第..
手ブレ補正付きレンズも活用して、低速シャッターでもきちんと撮るぞ!な回を実施してきました。
って記事です。
手ブレ補正付きのレンズの恩恵を受けつつ、さらにSLIK一脚セミナー開催で得たノウハウを活用することで、さらに2段分は低速撮影でも余裕が出ます。
このSLIK一脚開催で得られたノウハウは、今後もずーっと使えるものだし、やればやるほど熟練度も高まるものでありますから、かなり重要で、そしてかなりお得な開催だったのでは、と思います。
というような感じで、まだ現像・仕上げが途中なため、
全部お見せできないのが残念ですが、
こんな開催でした。
中野、しかも人通りの少ないエリア。
「何を撮るのさ?」
と、なりそうなところではありますが
風景撮影との大きな違いは、人物撮影はあくまでも人物が主役。
場所がどこであっても、その場所なりの写真が撮れるのが強みです。
ランドマークもなくてもOK、インスタ映えスポットじゃなくても全く問題ありません。
むしろ平凡な日常の空間を、カメラマンとモデルで「映え」させちゃえばカッチョいいと思いませんか?
うずらフォトのストリート撮影、平凡な場所に魔法をかける撮影会実施中。
寒くなってきます、そろそろ夜間撮影も減ってくる季節。
ぜひ残り少ないナイトストリートのシーズンを一緒に楽しみませんか?
やっぱり夜は楽しいです。
うずらフォトは夜間育ち。都心の別の顔、知ってます。
それでは現場でお待ちしております♪
おしまい(*´ڡ`●)