撮影条件「白黒写真で撮ること」、そんな撮影会で撮った写真 第一報はコチラ

RICO STUDIO Hatagaya、白黒撮影を基軸とした撮影会を実施。
結果は上々、ご参加いただいたカメラマンさんたちの熱気のおかげで、とても濃厚かつ有意義な時間になりました。

想定していたのは、白黒写真ということでコントラスト勝負。
勝負、とは言うものの、カラー写真がない時代はこれが普通のこと。

そう思うと、空回りし過ぎないように平常心で進行しないと・・という気持ちも次第に増していきました。

謎の男
あとから白黒にするんじゃなく、今回は現場で白黒写真を撮る ってことだったんだよね?
K山
そうなんだ、夜間ストリート×白黒写真大会のときは、周囲の明かりを掴むのに役立つ開催だったのだけど、今回は背景紙。どこが焦点になるか、難しい開催だったと思う。
謎の男
というと?
K山
つまり、目立つ要素が少ないってこと。
ポーズや構図、それそのものを上手に入れ込まないと、生きてこない。
上手に組み込んだとしても、確約はされない。そんな気持ちで進行してたよ。
謎の男
なるほど、シビアな戦いだ。カラー情報がいかに重要か、そして目立つのに役立っているか、ということの気づきを得られたってことか。
K山
ほんと、そのとおり。めちゃくちゃ裸一貫で勝負している感じだった。

シンプルな写真はごまかせない

背景紙、ただでさえなにもない空間。特徴的かつフォトジェニックな家具も、壁もない。今回はおまけにカラー情報すらない。

そうなってくると、人物そのものが繰り出す表現、ポーズや表情、その迫力がまずあって、さらにカメラマン側がそれを殺さずに写しとり、実際以上に効果的な構図に落とし込むことが要求されてきます。

シビアな開催ではありましたが、やはり審美眼を鍛えるのに重要な行程。

おくるさん
あたし的にはいつもと変わらない、そのままでいる、動くって感じだったかも
K山
さすがだねー。カメラマン側が足をひっぱることなく、かつ、より素敵に写真へ昇華させよう!って気持ちがいつもより前に出た開催だったんじゃないかな。
おくるさん
そうだね、モデルにとっても本当にありがたいことだと思うし、頑張るチャンネルもいくつかにわけて、私も頑張ってみたよ!
K山
やっぱり写真は共同作業だし、モデルとの連携、今後も重要なテーマのひとつだね。単に会話してどうこうってだけじゃなくて、意思疎通。空気で通じ会えるならそれで良いし、どんだけ言葉を尽くしても通じ合うことがなければアウト。手段問わず、結果勝負。
おくるさん
画像掲示板に写真をアップしてくれる人は、やっぱりその人がどういう写真を目指しているかってのが明確に理解できるし、次に会ったときにどうしようとか想像もできるんだ。
K山
便利な時代だもんね、だからシャイならシャイで、テレパシーを送信する方法はあるってことで。アクションする価値はあるよ、ってことだね。

開催終了、すぐに仕上げた一枚がコチラ

開催終わってすぐに現像・レタッチした一枚がこれ。



謎の男
カラーですやんw
K山
そうなんだよw 言い訳できるなら、「白黒でずっと考えてて、色が恋しくなった!!」ってのが正直なところ。
謎の男
なかなか切実なんだなー・・
K山
そう言ってくれるとありがたし・・色のない世界、インパクトを出したい欲求、この葛藤は栄養素たっぷりだった・・
謎の男
日本語厳禁の英会話レッスンの帰り道、めっちゃ日本語喋りたくなるヤツだね
K山
知らんwwww
けど、わかる気がするww

そんなこんなで、ひとまず無事開催は終了。

真面目な話、きちんとした良い白黒写真も得られています。順次リリースしていきます。どうぞご期待ください。

まずはご参加いただいたカメラマンさま、企画趣旨に賛同いただき超絶ありがとうございましたッ!!!!

ではでは、今回は以上です。

おしまい(ヽ´ω`)


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