誰のための写真か、そこからヒントを得る。

今週末、構図やアングルについて、より新しい何かを得られまいかもがくイベントを2つエントリーしました。
この、何とも表現が難しい問題について、音声通信でも取り上げてみました。

人によってはただ文句を言い続けているようにも聞こえるかな、など危惧もしましたが、いつもここで躊躇しては立ち止まっての連続で年月が過ぎてしまったこともあり、今回は「ええい、ままよ」とGOしました。

長い動画です、流し聞きくらいでお付き合いいただけましたら幸いです。

このアングル、構図に関する問題の解法を考えてみる

今回の企画については、いつも以上に個々人によって状況がさまざまで一概に解決方法を得られづらいものがあります。ということで、自分自身をたたき台に、サンプルケースとして打ち出してみます。

まず、誰のための写真なのか。という部分があります。
もちろん自分のため、であるのですが、解釈を拡大します。

  • 異性にも支持されたい
  • 若い異性に好まれたい
  • 同性に評価されたい
  • 写真以外の趣味人に向けたヒットを狙いたい

いろいろ考えられます。

仕事では当然必要となる送り先、ターゲットの選定です。

僕の場合は、うずらフォトというイベントが盛況となることが主目的です。さらに欲張って、撮影会シーンを牽引できるようなヒットも打てたらいいなーという願望もあります。

この場合だとやはり従来通りの王道的なウケ狙い写真だけでは活路を開くことはできないと考えました。

アングルや構図を補強するためには、以下の要素が必要と考えました。

  • 視線誘導の仕掛け..レイヤーやレンズ効果の活用
  • 主題の明瞭さ
  • 不要な要素の除外..引き算で考える
  • 純然と面白いテーマ..撮るべきか否か
  • 静止画に終わらない「瞬間」の埋め込み..動きをつける

まとめ切る前の羅列でスミマセン。

まとめると主題が明瞭であること。そしてそれに対しての共感など、閲覧者との明確なやり取り。単純ではない物語的な何か。

そしてそれらを支える画質的説得力。

書いていて混乱しそうになるのですが、ともかくまず「モデル」というものに対しての盲目的な信頼ではなく、丁寧にその「モデル」の魅力なり訴えたい主題を組み立てる。

同時にその構成に必要な場合は状況を予測できる要素をさりげなく配置する。
また興が醒めるような余計な要素は除外。

難しいのですが、こういうことを考えながら繰り出した写真だからこそ、魅力が封じ込められるんだと思いました。考えるよりも行動する派の自分としては週末の企画をそういう依代として上手に活用したいと考えています。

大事なことは2つ

いろいろ迷走しそうなことを書き連ねましたが、分かっていることは2つ。

  • 自分(直感)を盲信し過ぎない
    ※完全否定ではなく、自分の癖を疑ってみる
  • 他人には思った以上に伝わらない
    ※そのための策を2つ3つ準備する

まずはこの2つでぶつかってみます。

「自分の写真は可愛いものだ」とかつて先輩に言われたことがありますが、いまだにここで彷徨っているような気がします。

具体的な手法、方法論については撮影会現場で体感ください。
僕もできる限り、許される範囲の限界まで、生みの苦労を共にさせていただきたいと考えています。

参加いただく方は当然手法や方法論など、開催当日まで時間もありますから
いろいろインプットして理論武装しておいてください、そこを立脚点にさらにぐるぐる考えを巡らせて、さらに確固たるものに鍛え上げましょう。

それでは現場でお待ちしております。

おしまい(ヽ´ω`)


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