なぜか妙に記憶に残る開催ってのがあります。
カテゴリごとに異なるのですが、今回は夜間撮影ネタということで関連したものをいくつか。
忘れられない暗がりの散歩
真っ先に思い出されるのが、中野の夜間ストリート撮影。
うずらフォトキックオフ間もない頃、道具もそんなに充実しておらずLEDなんかも市場に出回る前の思い出ですが、街角の明かりを頼りに歩くスタイルでした。
数名のグループながら全員がそれぞれが異なる癖を持ち、それを得るために血眼になって町を歩く。ちょっと大げさに書きますが、そういう空気だったのは事実です。
好きものが集まることで、現場の士気があがる。結果、撮れ高も上場に。
撮影現場は本当にムードの勝負といっても過言ではありません。撮影会、商業撮影含めてそれを実感してきました。
「どこでも撮れる、って強くない?」
「ロケ地って一体なんなんだ」、よく考えます。
撮影会の主宰的には、集客のための要素といった印象のほうが強いです。
個人的な作品撮りの場合だと、場所はあまり問わず、光の状況や余白を埋めるテクスチャ、色といった要素を探しながら、パズルのように最適なものを選びながら歩くことが楽しさの大半を〆ていますため・・
審美眼、感受性、好み、これらを考慮すると、ある程度の平均値で企画を作るほうが無難という結論となる傾向が近年は多かったように思えます。
しかし、今シーズンは原点回帰。集客要素ではなく、好奇心や写欲をくすぐる要素を最優先して、写真屋としての研鑽や練磨を主題に掲げて打ち出して参ります。
愉快なだけじゃNG、産みの苦しみもセットで。
「ポトレ」といったジャンル?トーンのようなものも登場しましたが、それとは異なったテイストを再挑戦しようと思います。温故知新、原点回帰、この言葉がたびたび登場する撮影会はうずらフォトくらいでしょう。
型をつくり、それを見つめ直し、改善し、模索する。日本刀づくりのように何度も何度も打ち付けて、純度をあげていく、そんな気分で参ります。
ニッチを目指したい、支えてください
待ってました、という方、ぜひお力を貸してください。撮影会シーンに、写真を主体とした空気は決して異端であってはならないと思います。撮影会が撮影についてこだわることは当然でありますから、どんどん参りたいと思います。
そのためにも、燃料・体力・モチベーションが重要となります。カメラマンさんのご助力が超重要となります。どうぞご支援のほど、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
おしまい(ヽ´ω`)