撮影会で覚えたシーケンスを疑おうと呼びかける撮影会(笑)

今週末、音楽練習用のスタジオでの撮影会を実施します。

今回はワークショップの様相を加えての開催。
これにはいくつかの経緯があったりします。

うずらフォトでは「実店舗シリーズ」と題しています。
写真専用スタジオはなんだかんだ撮りやすいし、いろいろと配慮されている素敵な空間なんだなってことを思い知らされるわけなのですが、ここの感覚を共有していないといきなり当日「なんだ、この難しい場所は!!」となってしまいます(笑)

この「難しい」と感じる部分を細分化・言語化できれば値千金の値打ちがあるわけなのですが、そこまでに至らない方も多く、「なんかうまくいかなかった」で終わってしまっているケースもあると思って、今回はワークショップとしました。

開催の途中、いろいろな「気づき」が降りてきます。

カメラマンをやっていると、撮影に関するピントや露出、構図にタイミングなどを図ることに血液を巡らせて、全体的な話や客観視が薄まってしまう人が多いのではないでしょうか。

商業撮影の現場であれば、アシスタントやヘアメイク、スタイリストなどが味方になってくれ、自分が気づかない箇所をフォローしてくれたりもします。この経験から、撮影会でも自分はカメラマンの味方であろうといろいろと目を耳をきかせてはやかましく動くようにしています。

そんなわけで、この音楽スタジオの難しさを解明し、また同時に解法を作ってやろう!という企画を組み立てました。

モデルである星野くるみに聞いてみても、やはり高難易度であるという印象。
それは撮影中、誰よりもカメラマンに向き合い、近い距離でその評定を見ているからこその印象。
同時にモデルとして、どう身体を置けばいいのか、その難易度の高さも痛感していることと思います。

では難しいと画にならないのか?
というと、答えはNO。

困難に立ち向かう際、どう攻略するかという算段が重要です。
同時にそれをモデルとカメラマン双方が共有し、その作戦を実施するべく足並みを揃えるということが重要です。

カメラマン側が感じる困難や、モデルが感じている不都合など、双方がそれを共有し、解決案を考案し、撮影に至れば必ず解決できます。

この連携を行うのは、一度成功体験を得る必要があります。
手法を一度体験することで、多くのことに気づきます。気づいた後は、あとは各個人の好き好きでアレンジを行えば良いわけです。この重要となる「キッカケ」を手に入れるための撮影会を作りたくて今回の企画の内容は出来上がりました。

この音楽スタジオの攻略法のみならず、今後すべての撮影に必要であり重要なことがテーマなのですが、やはり簡単にマスターできるようなものではないために、うずらフォトでは数年この内容を推進しています。

賛同いただけた方、現場でお会いできたらとても嬉しいです。

情熱を高めて、いい写真を撮る仕組みを掴みましょう!

うずらフォトの撮影会 https://photo.uzra.jp/schedule/


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