【撮影日報】キャバドレス大会?赤坂のリアルBARにて

2週間にわたり、キャバドレスを主体としたイベントを行ってきました。初回は、白ホリゾントのスタジオにてファッション系の撮影を行い、そして今回はいよいよキャバドレスがとても似合う赤坂にある実店舗のバーで行いました。撮影は事前に結果をイメージできるかどうかがとても重要だと、ウズラフォトは訴えてきました。今回の企画については、実店舗のバーでキャバドレスを着用するということで、一定以上のゴールを設定しやすい企画だったのではないでしょうか。そのため、撮影については普段以上に迷うことが少なかったと思いますが、ここに少し罠があったりします。

イメージが明確でしかも直感的に思い浮かぶがために、そのイメージにとらわれてしまい、そこから抜け出せなくなるケースがあるからです。

創作活動はいくつかの種類があると思います。
誰もが想像できるものを完成度高く構築する、もう一つは誰もが見たことないものを新たに作り出すこと。どちらもそれぞれの魅力と難しさがありますが、今回の赤坂のバーにおいてのキャバドレス大会は前者かもしれません。

撮影会の主催をやっていて気づいたのですが、多くの方はシャッターを切った後、良いものが撮影できた場合、疑いなくその結果に心酔してしまうケースがあります。悪いことではないのですが、自分に厳しく高い完成度を目標とするカメラマンの場合、これはとても注意しなければならない点となります。

私はうずらフォトの現場では、いい写真が撮影できた時こそ、その完成度を高めるチャンスであると主張しています。

自分の写真はとても可愛く見えるものです。
仮に多少の欠点を見つけたとしても、それを強引に納得させるような理由を考えてしまうのが人間というものではないでしょうか。

ポートレートは自分だけでなく相手が存在する種類の写真です。
ですから、相手の人間性を考えると、自分都合で解釈をねじ曲げてしまうのはいかがなものかと考えてしまいます。

これは長年モデルを抱え運用してきた経験があるからこそ、そういう考えに至るのかもしれません。
実際にモデルたちを抱えてカメラマンたちとの撮影において悲喜こもごもがあり、それを通じて開眼したことも少なくありません。

話が少しそれてしまいましたが、キャバドレス大会はこれで一応のフィニッシュとなります。
色々な学びや気づきがたくさんありました。
また、時期を置いてさらにバージョンアップした内容でお届けしたいと思います。

それでは、撮影日報をどうぞ。


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