【撮影日報】作画する意識をさらに強めたい。

写真の上達には絵を描くといいよとアドバイスしています。
誰もが「そんなまさか」と思っていることでしょうが、結構真面目にそう思っています。

デッサン力的なものを掴むことができると考えます。
うずらフォトに来られる方で、K山が個人的に上手いなこのひとは!!と思う方は、みんな揃ってデッサン力が優れています。

写真の難しさは、3次元のものを平面に落とし込む際に生じる問題、ここの処理が大きな要因となっている気がします。

そもそも女性を表現する際に、どうしたらNGか、どういうものが良いか。

その基準の量、センスが写真を見る「お客」に対して有効だと思います。
また写真を提供する側がいつまでも、「お客」ではやはり鋭さが鈍ります。
あくまでも提供する以上は、制作側の意識で美をコントロールするんだという気概は欲しいなと考えます。

最高級の機材を得ることが目標になってしまわないよう、審美眼を研ぎ澄ませることから逃げないよう、うずらフォトの撮影会も企画を練っています。そんな流れでこの企画も生まれました。

おしゃれなスタジオ。
何も考えずにシャッターをきっても、それなりの絵が出てきそうな雰囲気。
それが撮影会の営業的には訴求力になることも知っています。

だけど今回の企画は実はそこじゃなくて、その背景に甘やかされることなく
主題をどう魅力的に平面に落とし込むことに成功できるか。という、降下作戦的なものでした。

主題がどうあれば良いか、それくらいは絶対に感じているはず。
それがぼんやり見えている間は、その像をクリアに見えるようになるまで千本ノック的に考えながら撮るしかないと思っています。次第に実像、自分の琴線に触れる実像が明確になったとき、パースや焦点距離を活用し、主題を理想的な形で平面に落とし込めるようになる。

この流れが難しいと感じるならば、素直に「絵を描く」トレーニングをすると簡単だと思います。

ゼロから学ぶプロの技 神技作画
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うずらフォトが考えるハウススタジオ戦、おくるさんの提唱する「おフェロシリーズ」、この辺はパースと焦点距離の戦いが必須スキル。反復練習で必ず上達します。僕が10年かかったことは、うずらフォトに来ていただいた方には1年から3年でマスターできるようヒントとトレーニングと実践を繰り返しています。

できるようになると、面白さが格段にUPします。チャレンジしてみてください。

では、そんな裏テーマが内在していた日の撮影日報です。


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