【撮影日報】中野はローキー撮影が似合う街

「うずらフォト」は以前、暗い印象を持たれる撮影会とされていました。
撮影会としては後発組(2009年頃)だったため、特徴を際立たせるためには付加価値が重要だと考えました。
その結果、ライティングが重要となり、これは私自身の撮影業務にもリンクしていきました。

今回の企画は、明るくない空間で魅力的な写真を撮影することがテーマの撮影会でした。私は長年このテーマを掲げて撮影会を実施してきたため、ホームグラウンドのような安心感を感じています。
しかし、来場されるお客様は必ずしも私と同じ道のりを歩んできたわけではありません。そのため、今回も低照度の環境での撮影について説明をしながら進行します。

以前、私は中野でスタジオを運営していた経緯もあり、今回の会場は中野のスタジオで、どこかしらシンパシーを感じてしまいます。
そして、今回の会場は私が駆け出しの頃の思い出がいくつか残る場所でもあり、お気に入りの写真を多数制作できた場所でもあります。

回を重ねるごとに、以前とは異なる完成度の高い写真を撮影できている手応えがあります。同じ会場での撮影でも、回数を重ねることで見えなかったことが見えてきたり、当初想像もできなかったようなスタジオの使い方が増え、結果的に写真の味わいや深みが増していくと考えています。
これからも私自身の撮影において、重要な要素は反復し、積み上げ、技術を研鑽することにつながります。

開催では、LEDとストロボを駆使しました。
ここ1、2年はうずらフォトにとって、LEDを活用する内容で進行しています。
その理由は色々ありますが、定常光がビギナーの方にとってフレンドリーな存在であることが大きな要因だと考えています。

そして、LEDとは異なった味わいがある存在であるストロボの描写力を体験していただくことで、理解していただければ非常に嬉しいです。

ということで、今回も撮影日報をどうぞ。


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