星野アドビ会、開催直後にレタッチ案件いただきました。
なんという天命、しかも超特急仕上げ。
時短テクの得意なK山にとってこれ以上のないシチュエーション。
話が出来すぎてて、現実って案外ド直球なんですね。
難易度はなかなか高め。
理由、
・データはJPGのみ、でリサイズ後
・おおむね甘いピント、手ブレあり
・撮影条件は悪くRGBは破綻した状態
・最終的なアウトプットは紙媒体
というような状況。
泣き出したくなるようなものですが、
カメラマン以前に、画像処理経験のほうが長いK山としては
「やっちゃおうじゃないか」と腕試し。
「ちょうど良いハンデだぜwww」
とか息巻いて着手。
直後、「うへぇ.. 無理っす」と半泣き状態。
でも、超大手プロダクションさん絡み、やらせていただきます!!笑
要求される仕上がりレベルが通常のちょっと↑↑。
「さすが商用案件、妥協なしだぜ..」と情熱再燃。
気持ちを入れ替えて、本気モード。(通称 魚の眼)
基本的にピントが来てない。
理由は多分AFフルオート。
撮影者は業者ではない!?
α7シリーズだったら、この手の条件でもある程度の仕上がりを撮らせちゃうのか、と納得しつつ進行。
手ブレの嵐。
基本手ブレをどこまで引き戻せるか、というスタンスから作業開始。
全枚数は100いかない程度の山。
手ブレを軽減させて、ピントを「作る」。
そして、ほうれい線、スキンケア、輪郭矯正、最後にヘアメ的な髪の毛調整。
寄りの写真なんかは印象勝負なので、場面によって睫毛も作ります。
最終的なアウトプットが紙、白飛びや黒つぶれの処理も。
この辺はリアルに前回の星野アドビ会での手法が大活躍。
Lightroomで下地処理→Photoshop。
PhotoshopからNIK Collectionを軸に、最後はブラシツールで。
他人が撮った写真を仕上げるのって、
最初はとってもつまらなくって退屈な作業でした。
カメラをはじめてから、その傾向は強まったりもしたのですが、そこは仕事。
だんだんとカメラマンの癖が見えてきます。
これは撮影会主催をやったことで得られた統計的データがとても役立つ。
その撮影者の癖を見抜き、作業工数を整える。
シンプルな作業にして、量産効率を高める。
こういう仕組みの構築をいかに的確にやれるか、が勝負な気がします。
以下、蛇足です。
画像処理をはじめた頃、Windowsに付属のペイントで処理をはじめてました(笑)
だってPhotoshop高くて買えなかった。(周りはなぜかPhotoshop保有率高かった、アキバの露天商では怪しい海賊版が売られてたりもしてましたが)
ドット絵からはじめて、グラデーションも点描して、にじませたりごまかしたり。今じゃ全然そんなことはしなくて良い環境になりましたが、感覚は生きているかも。
レタッチスキルを高めるために、久々にやってみるかな・・
とまあそんなこんなで、無事に納品。
一息ついたところで、フィードバックする用の備忘録的に記事にしました。
年内にもう一度アドビ会を実施します。
レタッチだけじゃなくて、撮り方的な部分もプラス。包括的なスキルアップの時間にしようと準備中。ご期待くださいね♪
ではでは、今回は写真ゼロ記事にて失礼します。
いっぱい写真が撮りたまっているのでご期待くださいっ!
SNSより、こちらのBlogを優先して写真UPしていきますので♪
おしまい(*´ڡ`●)