先日の箱崎JCT×モノクロ縛り×ナイトストリート。
やってきました。
夜間撮影ビギナーこそモノクロで
モノクロのどこかドキュメンタリータッチな仕上がりに、「お!いいね」と心を鷲掴みにされるカメラマンさんは少なくありませんよね。
このモノクロ縛り夜間ストリート開催をやってて思うのですが、ビギナーの方こそモノクロ縛りをおすすめします。
[amazonjs asin="4816366318" locale="JP" title="気ままに、デジタルモノクロ写真入門"] [amazonjs asin="4862462081" locale="JP" title="モノクロ × Photoshop 陰影が生み出す美と感動"]
街角にあふれる野良ライティング
というのも、夜間の街角は各所に光があって、それらをきちんと見分けることで写真の精度があがったりします。
ビギナーな段階では背景まで目が行き届かない、人物にあたる光すら発見できない、なんてこともあるのではないでしょうか。
モノクロでの撮影は、ちょっと乱暴に言えば「フレームに光がないと、その写真は真っ暗になります」。
否が応でも光を見つけないといけない状況になります。
光を掴む訓練
つまり、光を掴む訓練に適しているわけです。
見えているようで見えていないものってたくさんあります。
この僕たちが持っている2つの肉眼、この性能が高いあまりに、、錯覚していることって多々あります。
一度スパルタンな環境で、現実を見極めてみることですんなり理解できることもあると思いますよ。うずらフォトでも毎月定期的にモノクロシリーズを展開中、ぜひご利用くださいませ。ちょっと宣伝。
いろんなカメラで試してみたい夜間モノクロ
今回、参加者さんが持参されていたGR。
このカメラには「ハイコントラストな白黒モード」が標準装備されていて、非常に美しい写真を撮影されていました。
コントラスト高め、ってのは個人的にも白黒仕上げの理想的なバランス。標準装備というところに、設計思想が見えてドキドキしました。
やっぱりGRいいなぁ、欲しくなります(笑)
[amazonjs asin="B07P2FD1BD" locale="JP" title="RICOH デジタルカメラ GRIII GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041"] [amazonjs asin="B00ZVWI3VA" locale="JP" title="RICOH デジタルカメラ GRII APS-CサイズCMOSセンサー ローパスフィルタレス 175840"]
夜戦こそAPS-Cやマイクロフォーサーズ?
次回はAPS-Cやマイクロフォーサーズなど、フルサイズよりもセンサーサイズが小さいカメラでの夜間×モノクロを予定しております。
日中ポートレートで人気かつ定番のボケ要素。
ボケボケじゃない背景を手に入れる?
夜間のストリートとなると、結構タイトでクールな写真が多いってのと、撮影環境の都合でどうしても絞り値が開放よりになりがち、、ってことでバリエーションを出し辛いということがあります。
ボケてしまうフルサイズ機、という見方もできるのでは?ということで、フルサイズよりもセンサーサイズが小さいカメラで・・と予定しています。
※フルサイズであっても、焦点距離の違いによるボケ味コントロールなんてのもありますよね
低速シャッターは必修スキル、一脚のススメ
必修といっても過言ではない低速シャッターをモノにするために、うずらフォトでは一脚利用をおすすめしています。
[amazonjs asin="B077K28NVC" locale="JP" title="【Amazon限定ブランド】 SLIK 一脚 ライティポッド GX 4段 全高1,510mm パイプ径24mm 自由雲台付 217108"] [amazonjs asin="B0787G4BTT" locale="JP" title="SLIK 一脚兼簡易三脚 スタンドポッドGX-N 4段レバーロック式 3ウェイ雲台 クイックシュー式 217122"]
「カメラやレンズに手ブレ補正があるから大丈夫」という方もいらっしゃるでしょう。それも一理ありますね。
ただ、強力な手ブレ補正がついているカメラ×一脚、これならさらにもっと攻め込んだ設定で撮影できるのではないでしょうか?
極限をちょっと超えた先の設定値、ここから写真はドラマチックになっていくと思っています。正確には煽っている?(苦笑)
「買う」のは誰でも出来るけど
「使う」は人を選んでしまう現実
ともかく、お守りは多いに越したことはありませんし
何より一脚の利用は、三脚に比べれば機動性を損ねる量は少ないですが、それであってもやはりハンドでの撮影に比べると不慣れな場合はやはり足かせになります。
ここが味噌で、「買えばすぐに上手にできるわけじゃない」って部分に熱いものを感じませんか?
「上手に使いこなした方だけが恩恵を受けられる」
燃えます。
「超最高だよ」の一言で撮れ高が変わる
やはり撮影対象は人物である以上、状況は刻一刻と変化しますし、その変化にすばやく対応することこそカメラマン側に必要な技術だと思います。
何事も鍛錬、修練の気持ちでスキルアップしていくことで、いろいろなものに対応できるようになりますし、何よりも余裕が生まれます。
生まれた余裕でこそ、最強スキル「モデルとのコミュニケーション」を充足することができるわけです。
最強スキル「褒める」
写真のあがりは絶対的にモデルとのコミュニケーション。
おしゃべりって意味じゃなくって、眼前の撮影対象を最高の状態、最高のエクスタシーにもっていくことは超重要。
[amazonjs asin="4909298037" locale="JP" title="褒め活 ― 褒め言葉はタダでできる最高のプレゼント"] [amazonjs asin="B07NDFVPP2" locale="JP" title="褒める!PDCA: 承認欲求が満たされると人は10倍動く"]
余裕があってはじめてタッチできる領域があります。
機材メーカーの本音が聞けちゃう企画
モノクロ特化フィルターも
10月頭、ケンコー・トキナーさんにて一脚の扱い方基本テクニックと、使いこなしの技を得られる企画がございます。
さらに光学フィルターを利用した撮影効果の話、なんとモノクロ撮影に特化したフィルターの話も満載。
次回のうずらフォトモノクロ×夜間撮影ですぐ役立つ話がギッシリな内容となっています。ぜひぜひご参加、ご検討くださいませ。
10月5日(土)「うずらフォト★チャレンジ・夜間撮影対策SP SLIK一脚と光学フィルター活用で深まるナイトストリート feat.ケンコー・トキナー」出演:星野くるみ
ということで、今回はこのへんで、、
おしまい(*´ڡ`●)