シャッターを切るということはOKだという宣言

イメージを生み出すテクニック、いわゆる引き出しの話

「どういう画が撮れたら今日は正解ですか?」

僕が撮影会の直前にお伺いする言葉です。これに即応できる方はあまり居ません。(そりゃ突然だしw)

「撮影前日からもう撮影ははじまっていて・・」と言った方もいました。その対象となる被写体さんがブログをやっていれば、まずは初めの記事から紐解くし、最近のネタから、とりあえず仕込む。

これは僕もそうで、仕事で歌手の方なら最新の歌のことや近況などを仕事前に仕入れる。媚びるってわけじゃないけど、円滑なムードで撮影を行い、より良い撮影結果に至るための当然のお作法だと思っているし、礼儀的なそんな感じで思っています。

 

やはり人と人。丁寧に歩み寄るべきで、土足でパーソナルスペースに入り込むようなデリカシーがないようでは、絶対良い顔はいただけない。

 

 

ちょっと話がそれました。イメージの話。

 

イメージをつくる、それすらできれば写真にするのは案外簡単。

足すか、引くかの話だから。イメージが整うことなく、がむしゃらにシャッターをおして写真を増やして、どれが良いか悪いか本人もあまりよくわからない状態、、これが一番悩ましい状態です。

 

なので知人などに写真撮影について聞かれたときは、イメージングの工程を超プッシュします。

 

 

長々書いてますが、超基本の話だと思います。

恐れ入ります。

 

 

映画や漫画はクリエイターの仕事の発表会

日頃のインプットが勝負。

いざ撮影本番になって慌ててもどうしようもない。

そう、中間テストみたいな話です。

 

 

日頃目にするテレビ番組や映画、ドラマなどもクリエイターたちの仕事の賜物。情熱が具現化しているもの。

 

制作する側の立場なら他人の仕事が気になるのは当然で、なんとなく見ているか、解析するように見ているか、それで随分とインプット効率が違うと思います。

 

「そんな視聴の仕方してたらつまんない!!」

そのとおりだと思います(笑)

 

楽しみたい方はやはり消費側に回ったほうがとにかく楽だし楽しい!

制作側に回るというのは、そういうことが楽しい、それを推してもやりたいことがある!っていう強い気持ちがある場合。だから貧乏にも全然耐えられるし、気にもならない。そういうもんだと思います。

 

ながら観のYouTubeであってもアングルは確認します。カメラ台数は数えます。撮り方は見ますし、演者の洋服やメイクも浅い知識ながらやはり気になります。

 

 

結局アングルは撮影者そのものの言葉というか、解釈というか、伝えるパワーになっている。Photoshopで訂正するようなものでもないし、かといってパースを効かせまくれば良いわけでもないし。

 

 

日頃のインプットと、そのアウトプット。

 

そこに面白みが詰まっていると思いませんか?

 

 

ほぼ推敲なしの筆談に近いこの記事ですが、写真撮影におけるイメージ構築、その速度と面白さに重点をおいてみようと思う夏です。

 

 

平成最後の夏。

 

 

 

良いの撮りましょうね。

 

おしまい。

 

 


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