
基本、うずらフォトのイベントページやブログなどに利用している写真はイベント現場でのナマなものをライティングの外(涙)から撮影し、利用しております。メイキング写真なんて言えばカッコいいですね。
で、持ち帰ってきては、実際の撮れ高とツメの甘い部分といった現実に葛藤しつつ、どうにかこうにかウェブ用に仕上げています。

カメラの背面液晶では、どうしても美しく表示してくれちゃうので現場では気分があがります。けど、制作現場での液晶モニターでの表示はなかなかシビア。撮影環境の士気に飲まれるってのもあるんでしょうね。その理想と現実のギャップが血となり骨となる!が信条の僕としては、現場で拾えなかったものなどを一旦箇条書きで脳みそから取り出します。
脳みそでモヤモヤ思っていても潰していけないので、箇条書き。それを次回現場にはどうにかクリアしてやろう、その繰り返しです。考えるよりも体で覚えたほうが最終的にはハッピー、そっち側の考えなのですが、もちろん現場では撮影のみに集中できるわけでもありません。そんな甘えたことを言っていても始まらない&そんなこと今にわかったことでもないワケですから、工夫と知恵がぐるぐるしはじめて、浮かんだアイデアが次からのセオリーになっていったり、、なんてこともよくある話。
撮影中にいただくご質問などは、だいたいこういう経験則から来ています。なので、言葉だけじゃ伝わり辛い部分も多々あることと思います。失敗しないためにノウハウを入れておきたい、という気持ちもわかりますし、失敗してこその次・・といった考えもわかります。とりあえず失敗自体にめげず、失敗はチャレンジした結果だと前向きに捉えて頑張ってみませんか?
なんの記事でしたっけ(笑)
ズレてしまった、、。
ライティングの話。

スタジオを中心に、いや本当に可愛げのないスパルタンなスタジオを中心に展開して参りました、うずらフォト。世間では、豪華絢爛でおしゃれなハウススタジオさんが流行のなか、ずーっと地下にこもってきて連戦も連戦。そんな現場を渡ってきましたが反面、ライティングの実験数だけでいけばそこそこと自負しております。
特筆したいこととしては、照明係としてのスタジオ側、主催側のノウハウはそれとして。被写体として現場にたったモデルについて。
ライティングにこだわる方は昨今増えてきました。ずいぶん入手しやすくなりました。
ですが、この中野地下で展開されてきた時として奇っ怪、不協和音のようなライティングから、王道・鉄板ライティングまでを浴び続けてきたことによる経験値ってものは大きいと思います。方向や角度は当然として、内側から溢れる感情要素。これらが一律にあいまってこそ、はじめて演出の意味を成してくれます。

かつてはストロボなんて贅沢品。撮影会はどこかしこも定常光、蛍光灯での展開が中心でした。決して強力とはいえないものの、灯数だけは余りあるほどに展開。数々の印象的な写真が生まれました。そして走ります。走る写真の強みを体験的に知れたのもこのころ。


どこか、明確ではないにしろシーンがあるんです。SNSなどで可視化は随分進みましたが、その流行というかシーンのキッカケを作るような力をもった一枚というものは、やはり前述で言うところの失敗を恐れず飛び込んでこそ生まれ得るわけです。もちろん丁寧に作例写真のような一枚も美しく、カメラマン冥利につきるわけですが、驚かせたい!とかすごい!と言わせたいなど、カメラマンはわりかし見られたい・見せたい的な性質を持っていますよね。僕なんかもそうです。
密かに某SNSをひっそりスタートさせています。余分な情報抜きに飛び込んでリサーチ中です。ウケる写真をより深く模索中です。成果はまた後日。ともかく、チャレンジすることの楽しさだけはやめらんない。
知っているってことと、やったことがあるってことでは雲泥の差。粛々とこなしていくスゴイ人も身近に知っています。最後はやっぱり撮り手なんだな、とあらためて噛み締め直した次第です。オペレーター的な快感もさることながら、ストライカーとして渾身の一枚を叩き出す快感、そんな場を作りたいと原点回帰がテーマの2016年シリーズを考えています。

そんなチャレンジングな場所ってなかなか有りそうで無・・あ、ありました!!!!
こちらです♡
http://photo.uzra.jp/event/2016/03/20_lighting_special_kurumi.php

http://photo.uzra.jp/event/2016/03/20_lighting_special_kurumi.php
撮影会を選ぶときに何を見て決めていますか?うずらフォトを見るときには、何が大変で、何を得られるだろうって感じの見方もしてみてください。写真教室ではないのですが、何かしらを得られるような素養を埋め込んでいます(そうじゃないときもありますが)。
教えられるよりも気づきたい、編み出したい!試したい、そんな方にご好評いただいております。そういう意味でも、七面倒臭い撮影会です。だから敷居が高いと言われるんです。ありがとうございます、写真を撮る撮影会としてこれは褒め言葉だと思っています。色恋営業もお色気戦略も捨て、ひっそりやってます。変な主催の変態企画でおなじみですが、結構硬派寄りなんですよ(笑)
以上、壮大なステマ記事となってしまいましたことお詫びいたします(笑)K山、現場にて超絶お待ちしております。