夜で暗くて、雨が降ってもポートレート撮影はやっぱり楽しい、やめらんないッ!
夜景撮影のときはいつも脳内に攻殻機動隊(笑)

深夜の東京を撮り巡る「うずらフォト」での撮影会企画 トーキョー・ナイト・クルーズウゥゥゥン、無事に開催終了いたしました。

不幸にも、いや、幸いにも(!?)開催当日のお天気は雨天。小春日和の合間を見計らってGOしたにも関わらず、これも天命だと想いながら、夜の東京に浸透。イベントに参加されたカメラマンさんのガッツにも救われて、とても充実した内容となりました。

 

ちなみに雨天に関するコチラの記事を人気です。
ぜひあわせてチェックしてみてください(*´∀`*)

 

 

 

 

企画名、「トーキョー・ナイト・クルーズウゥゥゥン」
夜間の東京、昼間とは別表情をみせる大都会

変な企画名でごめんなさい、ズウゥゥゥンはうずらフォトの専門用語のひとつで、ローキーな写真、そしてモデル側の演技がそれに適した様を言うときに利用します(笑)

それに加えて星野くるみの名前と、クルーズ、そしてズウゥゥゥンの3語をかけ合わせて出来上がっていたりします。どうでも良い話ですが、一応そういうコンセプトです(笑)

定番スポット、浜松町にて 星野くるみ

さて、さっそく写真に。

暖色系の写真をみるとビーイング系アーティストを思い出してしま(ry

さて、浜松町の定番スポット。強烈なライトと色味で苦戦しちゃうところです。色の組み立てが大変に難しい箇所。ポートレイトでは定番シーンでもありますが、みなさんはどんな風に肌色を攻略しているのでしょうか。

 

夜×雨のコラボ、もう何度目でしょう(笑)

撮影当日が雨天ということもあり、屋根を探しつつの撮影。今回は天気の影響もあって環境光、つまりロケ地周囲にあるビルからの光が薄め、ということで中野地下魂を燃焼させての展開に。今回、カメラマンさんのセッティング待ちなどの時間を利用して、ちょっぴり撮影にも加わらせていただけました♡

 

 

うずらフォト
K山
雨の撮影は大変
なぞの男
なぞの男
ほんと、機材的にもモデルケアの面でも超大変
うずらフォト
K山
でも撮らなきゃいけない状況、どう乗り切るか、悩ましいよね
なぞの男
なぞの男
日頃からの段取りの良さ、これが勝負の分かれ目になるんじゃないだろうか

 

 

定番ですが壁の落書きはポートレイトでも人気のスポット。難読の場合が多くて苦労しますが、写真イメージを阻害しないか気にはして見ています。

 

うずらフォト
K山
Tシャツなんかに書いているアルファベットもなかなか危ない
なぞの男
なぞの男
なんて書いているか、その意味は、、、なんて部分のチェックも大事

 

 

星野くるみ

 

 

 

 

かつて「春待ちくるみん」なんて企画もありました

寒い時期は屋外での撮影が少し億劫です。億劫どころかモデルさんに至っては寒い、寒いから良い表情やパフォーマンスを望めない、可哀想、だからスタジオでやろうってことになります。

 

 

うずらフォト
K山
人間って自分の感覚を基準にしちゃうよね
なぞの男
なぞの男
わかる、暑さ・寒さも自分基準
うずらフォト
K山
そもそも男女差がある上に、年代も違う、ましてやモデル体型にもなると寒さは突き刺さるわけだ
なぞの男
なぞの男
そこの理解がないと、「この程度で軟弱な、、」なーんてことになりがち
うずらフォト
K山
危ないです。

 

 

そういう意味でも、春を待ち焦がれるのはこのシーズンあるある、3月はまだまだ油断できません。

こちらも定番のお台場、雨宿りポイント。ロケ撮影はトイレ確保が必須、見た目にも寒い場所ではありますが、降り続く雨を思えば少しだけ楽に。

 

お台場にて、星野くるみ

 

写真側のみで言えば、雨天は必ずしも不幸ではなくって、路面がとっても綺麗。

カメラが芯から冷えて手に伝わってくる冷たさはナイト撮影あるあるですね。

カメラマンもモデルも相応の頑張り、各シーンの時間は短くするなどしてモデルさんのやる気を途切れることなく継続してもらえるような配慮は必須。うずらフォトで展開しているハイスピード撮影などで培ったスキルが役立つとき。自分本位に陥ることのないスマートな撮影計画が活路を見出します。

  • 日頃の速度向上意識も大事、自分の撮影タスクを書き出して最適化できるポイントがないかチェック
  • 撮影は長時間かければ良いというものでもないため、ゴールをイメージすることに時間を割いたほうが吉
  • 数撃ちゃ当たる先方は、撮影しようとしている写真のゴールが見えた後に有効かもしれない、、、と思います、無為が力作を生むとは思っていません

 

 

うずらフォト
K山
撮影が速い、そして上手い、これ最強だと思うよ
なぞの男
なぞの男
それは言えてる、あまり写真の書籍には書かれていないけど、実際は間違いなくテキパキ段取り勝負
うずらフォト
K山
大半のカメラマンは、段取りマン
なぞの男
なぞの男
せっかちマン多しw

 

 

冷え込んでカメラの冷たさが沁みる夜

「あー南国だったら10分も待てば雨があがってくれるのに、、」なんて思いながらしばしの休憩。奄美大島、沖縄での撮影がとても恋しくなる瞬間です。

_UZR3358

 

そんなこんなで後半戦。

 

 

夜だって光は存在します
それが見えているかが勝負の鍵

なんてことない場所でも、美しい光を見出し、モデルがそこに立てばめちゃんこ十分すぎるくらい!!「どこでも撮れるようになる」とマスターの教えの通り実践。テクスチャー素材集めにも最適な夜×雨フォーマット。

わかりづらいときは、肉眼での状況確認よりもカメラでのライブビューなどを利用しての確認のほうが難易度的には低いかもです。もちろん見える目になった!という方は肉眼で。撮影現場で頼もしい表情をしてくれる敏腕カメラマンさん、うずらフォトの誇りです。

 

 

路面がとってもフォトジェニック

光を探すときに..

  • ライブビューでの確認のほうが仕上がりイメージに近い(2020年追記、モノクロも有効)
  • 光の方向性は陰を見て判別すると便利
  • 光の強弱ではなく指向性、それを掴めばあとはカメラで増幅させるのは容易(2020年追記、距離・角度・やわらかさ)

 

雨天は意外といろいろな効能を発揮
人が街から居なくなる

駅。

いつもは往来の人の多さもあって立ち寄ることは避けるのですが、深夜、そして雨天ということもあって人はゼロ。

そういうわけで今回は駅の階段も雨宿りしつつ撮れるスポットとして、少しお借りしました。

めちゃんこ照らしてくれてます。素敵なライティング。

 

充実の照明数、ありがたや♡
充実の照明数、ありがたや♡

 

夜間撮影の際に気をつけていること

  • チャンスを逃さないのは、手早さと事前の撮影イメージ
    段取りの良いカメラマンはそれだけでもウマイと思われる→ウマイと思われるってことはモデルもその気になってくる、メリットだらけ
  • スマートかつスピーディーに、仕事は速いほうがカッコいい(笑)
    撮影会の場合、手番が巡ってくるまでの時間を活用しよう
  • 何よりも大事なのは他人への指示、モデルや照明係への指示は最優先
    「いま、何待ち?」って思われたら負け
    撮影会の際は、まずモデル、そして照明係に指示を出す
  • カメラマンは現場監督、自分のことは後回し
    それくらいの余裕があると良い写真につながるってもんだ!(受け売り)

 

終始、撮影を狙うスタイル
休む時間は期待しないでください

すみません、撮影がどうやら大好きなようです。

そんな主催でありますので休憩は貴重。頭のなかが撮ること、渾身の一枚を撮ることばかり巡っています。休憩はかなり貴重なターン。そんなレアな休憩でも撮りに掛かります。休憩で立ち寄ったとある駐車場でも少しだけスナップがてら。

鉄の雰囲気も写真に迫力を増してくれます。天井があるということで、夜間撮影に困りがちな余白処理、、これを素敵に解決してくれます。広角レンズでのポートレイト撮影はうずらフォトではもはやスタンダード。

 

場所ごとに違ったライティング、対応する楽しさも
場所ごとに違ったライティング、対応する楽しさも

 

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カメラマンさん同様にナイスファイトの星野くるみ。

いつも顔が目立たない写真ばかりではありますが今回はバッチシ顔が写ってますよ!!(苦笑)原点回帰ということで(*˘︶˘*).。.:*♡

 

チャーミング、クールどっちでもオーダー可能な星野くるみさんです
チャーミング、クールどっちでもオーダー可能な星野くるみさんです

パシャッと撮って、露出もOK。パラパラっと撮影して、トーキョー・ナイト・クルーズウゥゥゥンのお楽しみでもある「ついでに夜景タイム」も無事開催。

開催ごとに溜まっていく夜景、壁紙に最適(笑)

 

夜景撮影のときはいつも脳内に攻殻機動隊(笑)
夜景撮影のときはいつも脳内に攻殻機動隊(笑)

手持ちでスローシャッター祭り、修行修行。知恵と工夫の連続、夜間撮影は鍛えられます。

 

そりゃ簡単に撮れる訳じゃないですが
知恵を巡らせてどうにか解決させる大喜利

 

「手持ちで撮れるんですか?」と、よくご質問いただきます。

教科書通りの条件や機材などが完備されているケースばかりではありません。セオリー通りに悠長にしていちゃ、タイミングを逃す場合だってあります。

 

 

必要なのは、撮りきる意思と粘り強さと知恵と工夫。そう教わりました。自分から「撮れません」と折れてしまうとそこで撮影終了です。

撮れているかどうかはケース・バイ・ケースではありますが、僕個人がどうしても撮って帰りたいので、どうにか工夫を凝らして解決させる自家発電ソリューションを実施しています(笑)

その様を見て、「なるほど!」とネタを仕入れていただける場合もあり、これはこれでミニコント的な感じで楽しいなと思っています。

 

 

 

みんなでネタやテクニック、工夫を持ち寄って写真上達に向かう撮影会、なかなか素敵じゃありませんか?

写真を撮ることが目的の撮影会、略して写真を撮る撮影会を銘打っております。この会のムードが肌に合えばなかなか居心地のよい場所になるんじゃないでしょうか。手前味噌で失礼しました。

 

 

そうこうしている内に時間もそろそろ終了間際。

ラストシーンは何度か登場したこちら、定番のスポットで。

 

 

優しく冷たい冬の雨もあとわずか
優しく冷たい冬の雨もあとわずか

 

 

駆け足でご紹介、トーキョー・ナイト・クルーズウゥゥゥン。各現場ごと毎回毎回そのとき勝負なことばかりで対応力が要求されて忙しくもありますが、それが血となり骨となる!とみんなでワイワイ撮影できました。

 

昼夜、屋内外問わず、写真好きの梁山泊は続く

 

モデル、カメラマン、それぞれにその場その場で考えることは違っても、目指すゴールは同じ。助け合い、アドバイスしあったり、お手伝いしたりとグループ撮影のメリットを発揮して、撮影終了したあとの爽快感は格別です。

2016年、さらに進化・深化させていきます。家系撮影会、うずらフォトをよろしくお願いいたします。

 

おしまい。


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