鉄板ルートを鉄板ルートに仕上げていくクエスト

おそらく今年最多の開催エリアの初台・幡ヶ谷ルート。

 

背景を選んでは替え、選んでは替えを繰り返すことで目新しさを求めるってやり方はいずれ限界が来るし、何より幅は広がるものの深みの方向性を捨てている気がします。

というのも、数年前はうずらフォトでストリートといえばスタジオ周辺のみ。たまに中野駅方面や新宿に出る程度の時代がありました。

 

お客様を満足させる、ニーズに応えるということはとても重要ではあるのですが、では目立つロケ地を訪れることで満たされるニーズといったものはどういうものか。お客様はカメラマンであるか。いろいろな思案が渦巻きます。

 

数を重ねることで得られる深み、その発見に至るまでのプロセスがとても大事な筋力で、今後の撮影にも重要なものとなると思っています。いきなり訪れた撮影地、そこでいかに自分の必勝パターンを繰り出せるかどうか。そのために日々の細やかな修練を反復する必要があるわけです。

また面倒臭い撮影会感があふれる記事になりそうですが、ニコパチや観光写真ばかりを重ねるのではもったいない!と貧乏性のK山はそう思うわけです。

気合を入れすぎるあまり平凡な写真になった、丁寧に撮りすぎるあまり普通な構図に・・・なんてこともよくある話。

 

 

いきなり気合を入れても、日々のこの平凡な修練があるかどうかが差につながると思います。

また写真ばかりではなく、Twitterなどからの吸収をやめて、絵画展や美術品、映画に小説、ライブハウスに出かけるのも良いと思います。自己の感性を増すには仕入れが大事。現在持っているネタやカルチャーはもう限界ってことはないのです。

 

 

ベタを捨てよう。

ベタを褒めよう。

 

この2パターンで日々を構成しています。

 

 

おしまい。

 

 


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