
結局最後にたどり着くのは、シンプルなスタジオだと思います。
趣向を凝らしたスタジオも楽しくて楽しいものです。
最終的なテーマは、その撮る相手、人そのものとなりますから、
アカペラやヌードといった、素材勝負的なところに落着していくような気がします。
背景についてもシンプルで、
光とその人との空間を撮る、みたいな。
なのでエンタメ要素が少なく、敷居が高く感じてしまうかも、とは思いますが
最後にたどり着く撮影会としては、
このシンプルな巌流島を打ち出したいところです。
撮る側の意見もありますが、
同時に
撮られる側の好みもあります。
星野くるみの場合はいかがでしょう。
今度直接聞いてみてください♪
白黒写真。
センチュリー背景に。
開催ではいつもみなさんの領地であるここでも、撮れる。
ということで、背景ってなんだろう。
K山的には、背景はこだわりません。
背景はあくまでも背景、
こだわるべきは主役です。
スタジオ運営時代を思い出すと、やはりこの背景紙というものは特別な存在。
消耗品なので、交換タイミング、見極め、まだ使えなくもない・・、などなどいろんな判断が楽しかったです。
2.72mが魅せてくれる物語。
モデルとカメラマンの自由な世界。
光がありますから、
そこで撮ることも可能なわけで
挑戦してみました。
対して主役となるのが星野くるみ。
10年、ひとりの人間を撮り重ねるってことの結論。
もう少しでみなさんに共有することができそうです。
インプットが大事。
双方にとっても。
そしてそれを元にしたアウトプット。
毎回見る、このスタジオの入り口から
奥にある撮影スペースへの一本道。
これが好きで、それをテーマに一枚。
スタジオに入るたび、どんな新しい写真に出会えるか。
ワクワクする、この予定調和のない、真っ白な空間こそが創作意欲を掻き立ててくれる最高の場所。
明日も撮影会、心して掛かります。
みなさまに感謝をこめて。
http://photo.uzra.jp/event/2020/02/24_studio_ricostudio_kurumi.php
おしまい(●´ϖ`●)