距離を使うことの重要性を喚起しています。
もっとも避けるべきは記念写真化。
日頃、アートやファッションフォトのインプットを行わない人は、この記念写真に傾倒しがちな傾向があります。
この記念写真というものを定義化することで、
その逆張りで、せめて記念写真には陥っていない!といった状況を作れるのではないかと考えました。
記念写真(きねんしゃしん)とは、人が何がしかの事柄を記念し、撮影する写真。 ... 英語圏では記念に写真を撮るのは当然として、特別に「記念写真」を意味する言葉が一般的に用意されてはおらず、写真を意味するphotoやpictureを用いる。
「壁打ち」、とか、「エロゲ構図」とか、いろいろ言葉を張り巡らせてきたけど、「観光写真」「記念写真」って言葉がありました。
灯台下暗し、ってやつです。
ポートレートと呼ばれる人物写真と、記念写真は違うのか、研究途中ではありますが定義してみたいと思います。
記念写真ってのは
・知人や友人、恋人、家族と一緒に撮ることが多い
・観光地の有名スポットを背景に撮りがち
・とりあえず笑顔でピースサインなんかも付いてくる(世代差あり)
・日の丸構図が大半
・縦、横構図かどうかはバラバラ
・全身だったり半身ショットだったりする
・写っている人物の魅力を探求するよりも記録的要素が強い
とりあえずこんな感じでしょうか。
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記念写真化を避けるために、写真の技法的側面から逆張りをしていくとこんな具合?
・観光地の有名スポットを背景に撮らない
・とりあえず笑顔はやめて、ピースサインはしない
・日の丸構図じゃない構図も多く撮る
・縦、横構図かどうかはバラバラでもOK
・全身だったり半身ショットだったりするのもOK
・写っている人物の魅力を探求した訴求力の高い写真を撮る
いかがでしょうか?(笑)
かなり乱暴ですが、見えてきました。
K山の中では、「そろそろやめよう、記念写真」と題して
密かにキャンペーンを展開中。
超絶お節介な撮影会としましては、これまで多くの方々を見てきた統計的データを軸に、カメラマンそれぞれの個性を分析。良し悪しをお伝えすることがあります。
ポートレートコンサルです(笑)
習う前に、鍛える前に、自分の立ち位置、現状を正確に把握することで非常に効率化するし、結果にもつながります。
今回は記念写真という角度から考えてみました。
何かしらヒントを得たぜ、といった方がいればいいなぁ。
とにかく日々のインプットが超大事。
宿題ってとにかく嫌いでしたが、この写真関連ではK山超マジメに頑張ってます。
まずはビギナーの方々、VOGUEの定期購読からSTARTされることをおすすめします。
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眼前のモデルを、より美しく、キレイに撮るってのが
カメラマンの役割ではないでしょうか。
その結果、モデルからの信任を得、さらに撮影を重ね、この繰り返しが信頼となり、いよいよ渾身の一枚につながっていくわけです。
人というフォルムはどう撮れば美しいのか、
お顔やメイクはどうか、きちんと美しいか
その答えの数の多さが勝負かなって思います。
こんな記事を書くもんだから、「敷居が高い撮影会」って言われちゃう。
撮影会主催としては逆営業になっちゃう。
でも、伝えたいことだから今後もこの手のことは書いて参ります。
なので「なるほど!!」と思った方は、ぜひご参加を検討いただけたら超絶HAPPYでございます。
それでは、みなさま
また次回現場にてお会いしましょう。
かしこ。