【業務日報】K山が考える「もふもふ」のゴールはギャル雑誌にあったかも知れない

人気のモチーフ「もふもふ」、ファーのひとつひとつをストロボで描写することでの解像感がまず気持ちよく、かつそれがモデルの顔周辺を埋め尽くすことにより、主題を明確にする・不要なものをマスクできる効果があり、アップを撮りたいカメラマン心をポジティブに前へ押し出してくれることに人気の秘密があると考えています。

本来女性はあまり好まない(個人の感想です)、表情アップのカットですがそれを実現するためには細かい技術が下敷きになっています。

まずは、何よりも照度を補う。
「盛れ」を理解するためにはいくつかの要素が必要となりますが、何よりもまずは明るさ。

そして角度、シェイプ。常々「フォルム」と僕が表現しているものです。

話半分くらいに聞かれているケースがあるかもですが、真面目な話 ここがとても重要で、それについて長年延々と研究してきた節があるので、次回この言葉が現場で登場した際は、3倍くらいの警戒心でフォローしてみてくださいm(_ _)m

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そんな「もふもふ」ですが、個人的なイメージはギャル雑誌にあったかも、と思うわけです。

イメージしてみてください。

表紙の真ん中にギャルモデル、そしてお花やキラキラしたものがモデルの顔周辺にギッシリ。これでもかというくらいのメイクとゴールドやシルバーのトーン。ぎゅうぎゅうに書き込まれた紙面情報のキャッチ、テキスト。

「これだったのか!!」と一人雑誌を手にしながら声をあげてしまいました(笑)


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