家系撮影会的にこうも春の到来を待ちわびる日が来るだなんて思いもよらなかったです。
年数を重ねるごとに被写体側の想いを知ると同時に、カメラマンとしての自身の未熟さを痛感します。幸いにも身近には率直な意見を出してもらえる人がいる、これはカメラマンとしてだけでなく、ものすごく幸せなことだと感じます。
人を撮る、人物写真というものは良くも悪くも最終的には人間同士の関係性が写し込まれます。
気温の上昇は撮影環境においても恩恵は少なくありません。
もちろん風景においてのメリットは多々。
桜を愛でる人たちの幸せな写真が踊ります。画面から春を喜ぶ人たちの声を受けて、次の撮影企画に気持ちを向けていきます。
人を撮るということの奥深さ、愉しさ。
もっと上手になりたい、喜ばれる写真を撮りたい。上手も下手も何も、カメラを構えてファインダーのなかに被写体を捉え、ここぞという瞬間にシャッターボタンを押下することの愉しさ。
毎週末に訪れるチャンス、当たり前のように思われるこの一事はとんでもなく素晴らしいことに間違いない。
写ルンです大会で知った撮影することの喜び。白ホリスタジオで覚えた記録写真とは違った向き合い方の熱さ。ナイトストリート撮影で痛感した撮影側の苦悩。
どれも人生をより一層豊かにすることばかり。
各社、各現場ごとに週末となれば、数多くの力作が各所で生まれている現実。その全てを見てとることは出来ませんが、カメラマンたちのイメージを形にする情熱。
それを取り零すまいと懸命に向き合う被写体の矜持。相互から生まれ来る熱情と興奮。
ポートレート撮影はやめらんない!
うずらフォトも負けじと各企画ごとに走り続けています。
毎企画ごとに、脳みそをすり減らしながら少ない知恵を絞り出して生まれ来る変態企画。
それらを写真に仕上げてくれるカメラマン、モデルの両雄たち。
撮影会はやめらんない!
うずらフォトでお待ちしております。
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