
Gallery O2、東京は中野にあるゴシック調の写真スタジオ、レンタルスペース。
ホームページを見ても、赤を基調とした少しアングラなイメージ漂う様が忘れられなくなるレンタルスタジオさんだ。
まさにサブカル発信基地としての面目躍如、中野にこの地下あり!といった便利なスペース、レンタルスタジオになっている。
Gallery O2 オフィシャルウェブサイト
http://gallery-o2.com/
その他にいろいろキャンペーンも展開、お得感が飛び交っているところもそそられる(笑)
ここがお得!Gallery O2
怪しく絢爛なイメージのGallery O2。僕が思うお得なポイントをいくつかピックアップしてみた。
中野O2店には様々なシャンデリアが設置されています。ゴージャスで妖しい雰囲気を演出していますよ~。シャンデリア写真はこちらをご覧くださいませ→https://t.co/zrfbLzgOgx pic.twitter.com/UXtYZzX4kd
— Gallery-O◆冬のSNSキャンペーン企画準備中✨ (@info_Gallery_O) February 10, 2017
- 退廃的なイメージ、パンク・ゴシック寄りな雰囲気のある写真を撮ることができる
- 地下スタジオなので自然光を一切排除可、ライティング一本勝負に最適
- 模様の少ない壁がメインのためシンプルなファッション撮影も可
- 1時間3,000円を切る安さなので気軽にレンタルできる
- オールナイトはさらに安くて便利
- 機材もストロボ一式セットが無料でレンタルOK
- キッチンも標準装備、簡易的なものなら対応可
- DJミキサーや大型モニターも完備、無料!
この手のスタジオにしては至れり尽くせり。照明機材までまるごとレンタルOKということで、お手軽気分で撮影に向かうことができるところもありがたい。
カメラ関係で中野といえば、フジヤカメラ。このフジヤカメラが近くにあるというのも何気に強みだ。いざという時、営業時間内であればどうにか解決できる。
どうですか、このステマ感たっぷりな記述。
今後もひとつお世話になります(笑)
という訳で本題へ。
すでに数回の撮影実績のあるレンタルスタジオ
今回はシンプルなテーマで撮影しようと計画
実はこちらのGallery O2、すでに何度かの撮影会利用経験があるため、あれこれと事前に撮影イメージが明確になるレンタルスタジオだった。
ただ、まだまだこのレンタルスタジオのポテンシャルはこんなものじゃない!!と思っていたことも相まって、僕が好きなシンプル寄りなスタイルでやりたいと思い、ライティングもそちら側へ大きく舵を切っての企画とした。
赤と黒。印象的な味わいの色味をもつ壁が目立つGallery O2。とするならば、いっそのこと、この壁のみをフィーチャーした開催に、、そう決めて撮影当日。
ハウススタジオで撮る際に気をつけていること
余談ながら、僕がハウススタジオで撮る際に気をつけていることとして、
- 家具に左右されない
- スタジオイメージに沿ったパターンと、逆パターンを撮る
- 壁と正対した写真ばかり撮らない
すぐに思い浮かぶものとして、上記のようなものがあります。
観光写真にならないように気をつけていますが、やっぱり初回はそうなりがち。そういう意味では今回シンプルめに寄せられたのも、幾度か利用経験があったからこそ。
やっぱり重ねるって大事だなと思いました。
前半戦はセオリーに、後半戦はシンプルに
ということでいよいよ撮影。
撮影会的にスタジオ撮影は全2部構成に。
前半戦はセオリー通り、家具や配置などもスタジオさんの初期状態を活かしてスタンダードに。(はじめて来られる方もいらっしゃったのでフレキシブルに)
以下では、後半戦のシンプルに寄せたパートでの写真を中心にご紹介します。
モデルは絶対エースは伊達じゃない
うずらフォト一番艦 星野くるみ
今日はドレス着てますッ💅🏻💍👠
— 星野くるみ (@kurumin_tuna) February 8, 2017
ツイードきゃわわッ🙈💓/////#うずらフォト#みらくるみん pic.twitter.com/55Ydl0yTU9
モデルはおなじみ、星野くるみ。うずらフォトの絶対エース、ポージングはもちろん、頭も小さく、長い手脚が写真映えする素敵モデル。撮影すると、めちゃんこ腕があがったような気になるとお褒めいただくことも多い彼女。
ちなみに最近は開催REPORTも本人が制作しています。撮影会で撮っていただいたみなさんの力作をもとに構成、一番リアルでピュアな写真スライドになっています。あわせてチェックしてくださいね。
今回のコンセプトは赤、そして黒
カメラマンごとに色合いを表現する開催
後半戦の様子をお届け。コンセプトはうずらフォトらしく、光と陰。陰影の妙を楽しみます。
いきなり高難易度な設定はご法度。まずはリズムをつくるために定番展開から。
後半戦から参加の方も、イベントのテンションに追いつくために飛ばします。
今回はシンプルな構成にあわせて、照明も1つ。
こちらのストロボを投入。
オプションは常連さんにはおなじみのソフトボックスとビューティーディッシュ。一見して暗そうに見える現場ですが、撮影自体はこの大型ストロボのパワーで超絶楽チンです。
モノブロックストロボが基本装備
うずらフォトの撮影会
写真教室やワークショップで登場する機会も多い大型ストロボですが、うずらフォトでは標準装備です。難しい設定も、撮影会側にてすべておまかせ。はじめての人も、あっという間に「うおお!」となるような写真を撮影いただけちゃいます。
Uzuraphoto
— toshiさん (@healingatime) February 14, 2017
中野のスタジオにて
赤と黒をいかに印象的に切り撮るか
とりあえずの1枚です
@uzraphoto
星野くるみさん pic.twitter.com/I8rdBdLSuf
本題の赤、そして黒を際立たせたシーンも。
うずらフォトでは人気の陰影演出。これに呼応するにはモデルの力量もある程度必要です。また体幹の良し悪しが写真の中で大きく影響します。
難しいシーンや設定に対応するモデルをキャスティングします。
多くのスタジオ利用者、イベントたちが残してきた床へのダメージ。これもすくい上げたいと思っていました。
床面を入れてのシンプルな一枚。椅子のバリエーションも豊富なGallery O2を彷彿させる僕なりの切り取り。
特徴的すぎて使うのが難しいこちらの椅子も。
撮影が終わった今でも、「あの椅子はどう活用するのが正解なのか・・」と入浴中に考えてしまったり。あるあるですね(*´ω`*)
https://twitter.com/eichi_photo/status/831498064804270080
まだまだ撮り足りない!!
まだまだやれる恐るべしGallery O2
あっという間の時間ではありましたが、かなり満足のいく撮れ高となりました。みなさん、すごく素敵に撮影いただけました。カメラマンさんごとにアイデアを出し合い、またときには譲り合い、助け合い、、などなど現場のムードが良いと少人数制の強みがモリモリ出てきます。
Gallery O2、まだまだやれます。
今回撮影には使用しませんでしたが、Gallery O2にはもうひとつ部屋があります。撮影会的にモデル控室として利用しましたが、そちらも黒を背景とした小さいステージがあり、こちらもなかなかダイナミックな陰影を楽しめるシチュエーションになっています。
小ネタもいっぱいあるので、
オールナイト利用時に全部やります!
今回カバーできなかったもの、次回に持ち越しとなって要素としては以下の通り。
- 数々の小物やオブジェを利用した撮影を試みたい
- モデル控室に利用したもうひとつの部屋の利用
- DJブースもどうにか試してみたい
- キッチン側、カウンター側も同じく
巨大なモニタがあることから、場内で映像を流すこともでき、いろいろな演出効果を予想できます。またDJブースの活用も気になります(笑)
本当にたくさんの要素が満載のGallery O2。短時間では使いこなせません。通うごとに見えてくる、このスルメのような感覚、これがカメラマン的にもきちんと見える目に成長できているような気がして、やはり「選択と集中」は大事だなと思った次第です。
以上、中野にある素敵な地下室。Gallery O2での開催報告でした。
おしまい
気がつけば、自然と写真がうまくなる!うずらフォトの次回イベントはこちらから。
http://photo.uzra.jp/schedule.php
関連記事もぜひぜひご覧ください(●´ϖ`●)