ちょっと刺激的なタイトルですが、
映像制作で毎度思うことです。
コマーシャル撮影、ドラマ、映画撮影など
セリフや演技をとちったり、やり直しは常。
「テイク6いきまーす」なんて聞こえてきたら
あら、今日の現場、、、こりゃ長丁場だぞ、なんて覚悟します(苦笑)
そうすると顔もかたくなってきます。演技も同じく。
そんなシーンを見ていると
「僕の撮影はバシッと決めちゃおう、巨匠スタイル!(謎)」
なんて欲が出てきます。
なんたる見栄っ張り(笑)
[amazonjs asin="B00EFUN8VE" locale="JP" title="巨匠(落款付き) 書道家が書く漢字Tシャツ サイズ:M 黒Tシャツ 前面プリント"]
ということでスチールの話に戻りまして、、
全部が全部、そういうわけじゃないのですが
僕がストリート撮影を行う際に決めていることのひとつに、
鮮度を損ねないってことがあります。
演技論、みたいな話になっちゃうかもなのですが
撮られる人、つまりモデルですね
このモデルが指定位置につき、ポーズを繰り出す。
一発目が繰り出された時点から、
鮮度は落ち始めます。
とは言え一発目からお互い最高の仕事をやれるかっていうと、毎度そうはいかないわけで、数枚狙います。
モデルの場所を決めて、なんとなく演出をつけ
撮影、フィニッシュ、移動。
一連の流れで15-30秒くらい。
あっという間ではありますが、
それでも相応の枚数は撮影します。
がんばって(笑)
少なくても10-20枚。
もちろん撮り方にもよるのですが、
スピードを稼ぐための工夫もいろいろあります。
露出設計、構図、ポーズとかでしょうか。
ざっくり決める物事的なことは。
それぞれ遅延理由があると思います。
カメラマンさんごとに。
それを一つずつ潰す作業を行えば結果的に早くなります、
逆に言うとそれをやんなきゃいつまでも加速しません。
加速させる必要が僕の場合はある、だからそうしているだけですので
みなさんの信奉するスタイルは今後も大事にしてくださいね。
僕的には撮影に関わるすべてのことは
モデル>カメラマン
という図式で考えています。
映画撮影現場を考えてみてください。
主演女優が演技します。それをカメラマンが撮影します。
※僕たちの撮影会現場はカメラマン+監督の二役になりそうです
上記のような関係性で考えているので、
いかに主演女優の良い状態を撮るか、そのための工夫はないか、、が勝負と思っています。
[amazonjs asin="4862462138" locale="JP" title="Filmmaker's Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方-"] [amazonjs asin="484591171X" locale="JP" title="演出についての覚え書き 舞台に生命を吹き込むために"]
手際よく、上手に撮れたほうがカッコいいじゃないですか(笑)
そういう作戦です(笑)
[amazonjs asin="4478103208" locale="JP" title="いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書"]
撮影会における1ターン、あっという間ではありますが
うまく活用すれば気分的には(あくまでも気分的ですが)2,3ターンくらいの気分で進行できちゃいます。
鍛えたボクサーの時間の感じ方、みたいな話になりました。
みなさん、一緒にスキルアップしていきましょう!!
置いてけぼりにならないように、K山がんばって追いかけますッ
おしまい(*´ڡ`●)
最近観た動画 ちょこっと紹介
6 Portrait Photography Tips you must know!
初心者向けに解説された内容、基本的なことで「すでに知ってるよ」って言いたくなるかもですが、基本の反復こそがスピードアップを裏支えする要素。知っていることでもおさえ直すことで深い理解になります。
初心者コンテンツ、僕はこれを超重要視しています。
Photography Tutorial, Essential Skills, Quickly Transform Your Photos, by Karl Taylor
ライティングの組み立て、構図の決定、露出設計にはじまり、モデルのエスコートや撮影要件消化まで、手際よくクイックリリースできるとカッコいいもんです。「仕事できる人だ」って思ってもらえるだけで得られる信頼感は馬鹿にできません。先達のいろんなスキルや所作を真似して、少しでもスピードアップできるよう日々修練ですね。
メーカーの人が三脚展開が早いのは当然って思っちゃうのではなく、どういうテクニックや工夫、練習があったのかなんて思いを馳せるといろいろ見えてきますよね♪