【撮影日報】「今やれること全部」と題した白ホリ企画を終えて

毎度ながら仰々しいタイトルをつける撮影会だ、とは思っているんです。
自分的にも(笑)

ただ企画ページを組む際は、ある種のハイ状態になりまして。
テーマを謳ったキャッチ、それを説明する文章、イメージを伝えるキービジュアルを並べると、自然とボルテージは高まります。

それは、この企画に参加するカメラマンへの約束であり、結果を出すという僕の宣言でもあり。
さらに、カメラマンさんの貴重な時間をいただく以上はどうしても力が入ります。

そこで、「今やれること全部」というタイトルがついたわけですが、誇大過ぎず淡々と今できることを積み上げようという気持ちで実施しました。

撮影空間の準備、光の調整、そしてカメラマンとモデルが共に表現を確定し、写真を撮る。このシンプルな一連の動作こそが、僕たちが求めるエクスタシーの根源であり、感性の具現化。世に発信する制作の醍醐味ではないかと考えています。

美しいものを見つけ、それを記念に写真に残すだけでなく、撮る側と被写体がお互いに美学や感性を持ち寄り、写真に表現する喜びって唯一無二で、人生でもそうそう無い感激ではないでしょうか。

自分が何を追い求めているのか、なぜ特定のモデルを起用したのか。
それは人それぞれですが、「癖(個性)」をきちんと表現できた人はとても幸せで、やっててよかった!と噛みしめることができる愉しさ。今回の開催を通じて、再びその点を打ち出したいなと再確認しました。

性別や世代に関係なく、精神的の若さと柔軟性。
そこに秘訣があるような気がしています。

以上が、そんな企画を終えたあとで書いた日報です。


うずら音声通信 最新エピソード

    Xでフォローしよう