【撮影日報】ローキーを考えたGallery O2大会を振り返る

今回の撮影は中野の地下にあるスタジオ「Gallery o2」で行いました。西洋の洋館テイストで、豪華な雰囲気が漂う素敵なスタジオです。

全3部で行われた撮影会は、それぞれ異なるシステムや狙いを持っており、どの部も想定した以上の結果になりました。参加していただいたカメラマンさんのおかげです。

また今回も、星野くるみのパフォーマンスが際立ち、参加者さんの創作意欲を最大限に引き出してくれました。うずらフォトの専属モデルである星野くるみのポーズや表現のテクニックは手前味噌ながらとても優れており、いま黄金時代を迎えているところであると確信しています。まだまだ成長の伸び代を感じているとYoutubeでも喋ったばかり。どこまで上り詰めるか、楽しみでしかないです。

このスタジオは私が撮影会を始めた当初から気になる存在でありました。壁面の赤色が個性的で、床面の木材も雰囲気を醸し出しています。

ロケーションの良さは当然ですが、今回の企画の白眉はライティング。特にその勝因は照明スタンドでした。運搬に不向きな大型の照明スタンドはやはり技術のバリエーションも増え、また運用においても手脚のように応えてくれる物の作りの良さ、これが要だったと思います。丁寧かつスピーディーに機材展開・調整を行えるから、現場のムードを消すことなく進行できました。

みなさんももしかすれば、「この撮影って白ホリっぽい流れじゃない?」と思われた方もいらっしゃるはず。一見全然異なるような企画であっても、随所に白ホリ企画で培ったノウハウが生きています。だからやはり白ホリに遊びに来ていただき、かつ、そこで得た技術を研鑽し、ストリートやハウススタジオ攻略に活かして欲しいなと思います。

YouTubeでも今回の企画の感想を語っていますが、良い撮影会を行えた時のアフタートークもやはり濃厚であると感じました。

https://www.youtube.com/watch?v=zBPTaVbMr00
※2月5日 20:00以降に視聴可能な動画

「うずらフォト」では、原点回帰という言葉をよく使用しています。

技を覚えていく中で失ってしまう感情や、初めて物事を好きになった頃の生な感情を大切にし、撮影を進めることの重要性を伝えたくて「原点回帰」をテーマに掲げます。

撮影技術が向上する中で、写真を整える習慣がついたり、洗練された構図を得られるようになる一方で(それはとても良いことなんだけど)、駆け出し当時に撮影したアクや癖の強い作風もまた表現のパンチ、インパクトの源泉であることは忘れてはならないと考えます。

皆さんもポートレートを始めた頃の気持ちに立ち返り、光と影の面白さやモデルのポーズに対する美学や心理を堪能する企画を体験してみてはいかがでしょうか。

定期的に利用するスタジオ、企画シリーズを展開します。気になった方は、ぜひ現場でお会いでたら超嬉しいです。

それでは、撮影日報をご覧ください。ありがとうございました。


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